auじぶん銀行の住宅ローンは審査が厳しい?金利・団信・デメリット

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auじぶん銀行は、KDDIと三菱UFJ銀行が出資するネット銀行です。スマートフォンで使いやすい銀行として、住宅ローンの利用者も増えてきました。住宅ローンでは、がん50%保障団信を上乗せ金利なしで付けられることや、auの各種サービスとセットで金利が下がる「住宅ローン金利優遇割」で知られています。一方で、2026年に入ってから変動金利の基準金利が大きく引き上げられ、以前の「圧倒的な低金利」というイメージだけでは選びにくくなっているのが実情です。

この記事では、auじぶん銀行の住宅ローンについて、2026年10月時点の公式情報をもとに、金利、団信の種類、利用条件、審査が厳しいといわれる理由、メリット・デメリットを解説します。金利は毎月見直されるため、実際に申し込む前には、必ず公式サイトで最新の金利を確認してください。この記事で紹介する金利は、いずれも2026年10月時点の数字です。

auじぶん銀行の利用条件

auじぶん銀行の住宅ローンの主な条件を、表にまとめました。

項目 内容
借入金額 500万円以上2億円以下
年収 200万円以上
借入金額の割合 物件価格の80%超で借りる場合は、金利が年0.045%上乗せ
借入期間 35年1か月以上の長期返済で契約する場合は、金利が年0.1%上乗せ
保証料 0円
事務手数料 借入金額の2.20%(税込)
繰上返済手数料 原則無料
手続き 事前審査から契約までオンラインで完結(本申込は郵送も可)

※2026年10月時点で公表されている主な条件です。年齢や団信の加入条件など、そのほかの条件は公式サイトで確認してください。

勤続年数については、公式には一律の基準は示されていません。転職したばかりの人や、自営業・会社経営者の人は、収入の安定性をどう説明できるかがポイントになります。審査では、勤続年数を含めた収入の安定性が総合的に判断されるのが一般的です。

auじぶん銀行の口座開設

住宅ローンの返済には、auじぶん銀行の口座を使うことになります。口座の開設は、スマートフォンのアプリやインターネットから申し込むことが可能です。au回線を持っていない人でも口座を開設でき、住宅ローンも利用できます。au回線などを使っている人は、金利の優遇を受けられる点が違いになります。

auじぶん銀行住宅ローンの特徴

がん50%保障団信を上乗せ金利なしで付けられる

auじぶん銀行の最大の特徴は、団信の手厚さです。がんと診断されたら住宅ローンの残高が半分になる「がん50%保障」に、4つの疾病の50%保障と、病気やけがで働けなくなったときの「全疾病保障」を組み合わせた団信を、上乗せ金利なしで選べます。全疾病保障は、就業不能の状態が180日以上続くことが条件で、他の銀行で多い「1年超」より短いのが特徴です。

auのサービスとセットで金利が下がる

「住宅ローン金利優遇割」では、次の4つのサービスの組み合わせで、住宅ローンの金利が最大年0.15%引き下げられます。

  • auのスマートフォンなどの回線
  • じぶんでんき(電気)
  • J:COM NET・コミュファ光など(インターネット)
  • J:COM TV(テレビ)

インターネットやテレビのサービスには、提供エリアが限られるものもある点に注意しましょう。どの優遇を受けられるかは、住んでいる地域や契約しているサービスによって変わります。

金利タイプやプランが選べる

金利タイプは、変動金利と固定金利特約の2種類です。固定金利特約は、2年・3年・5年・10年・15年・20年・30年・35年から選べます。また、借入額を分けて、変動金利と固定金利を組み合わせることもできるのが特徴です。

金利プランには、借入期間全体で一定の引下げが続く「全期間引下げプラン」と、固定金利の当初期間に大きく引き下げる「当初期間引下げプラン」があります。変動金利は全期間引下げプランのみで、固定金利特約はどちらかを選べます。

auじぶん銀行の住宅ローン金利

2026年10月の金利

auじぶん銀行の主な金利(2026年10月に借り入れる場合・新規)
金利タイプ 金利 条件
変動金利(全期間引下げプラン) 年1.734% 物件価格の80%以下で借り入れ
変動金利+住宅ローン金利優遇割(最大) 年1.584% 4つのサービスの優遇をすべて受けた場合
変動金利(保証付金利プラン) 年1.900%〜2.600% 審査の結果、保証付金利プランとなった場合

※2026年10月時点で公式サイトに公表されている金利です。物件価格の80%超や、35年1か月以上の借入期間では上乗せがあります。固定金利特約の金利は期間やプランによって異なるため、公式サイトで確認してください。

借り換えの場合は、新規の借り入れより金利が高めに設定されています。新規と借り換えでは適用される金利が違うため、比較するときは自分に当てはまる金利で計算することが大切です。

変動金利の基準金利は2026年に大きく上がった

auじぶん銀行の変動金利は、「基準金利」から一定の幅を引き下げる形で決まるしくみです。引下幅は契約の時期などによって人ごとに違い、基準金利が上がると、適用される金利も同じ幅だけ上がります。この基準金利は、2026年に入って大きく引き上げられました。

変動金利の基準金利の推移(全期間引下げプラン)
改定日 基準金利
2024年10月1日 年2.591%
2025年4月1日 年2.841%
2025年10月1日 年2.841%
2026年4月1日 年3.141%
2026年10月1日 年3.741%

2026年10月の改定では、基準金利が一度に年0.6%引き上げられました。日本銀行の利上げを受けたもので、すでに変動金利で借りている人の返済にも、順次反映されます。変動金利で借りる場合は、金利がさらに上がったときにも返済を続けられるかを、借りる前に試算しておくことが大切です。

金利が上がると返済額はどう変わる?

3,500万円を35年で借りた場合の、毎月の返済額の目安を表にまとめました。

金利 毎月の返済額の目安
年1.0% 約98,800円
年1.5% 約107,200円
年1.734% 約111,200円
年2.5% 約125,100円

※元利均等返済・ボーナス返済なしで、借入時から完済までその金利が続いた場合の目安です。

金利タイプの選び方

金利タイプ 向いている人 注意点
変動金利 金利が上がっても返済を続けられる家計の余裕がある人、繰上返済で早めに返す予定の人 金利が上がると返済額が増える。2026年は基準金利が大きく上がった
固定金利特約(10年など) 教育費がかかる時期など、一定期間だけ返済額を固定したい人 期間が終わると、その時点の金利で選び直す。変動金利より金利は高め
変動と固定の組み合わせ 金利の上昇に備えつつ、低い金利の部分も持ちたい人 契約や手続きが2本分になり、事務手数料などの確認も必要

金利が上がり始めている時期は、「いまの金利の低さ」だけでなく、借りたあとの数十年の間に「金利が上がったときに家計が耐えられるか」で選ぶことが大切です。たとえば、変動金利が年1%上がったときの返済額を試算し、その金額でも無理なく払えるかを確認しておきましょう。

事務手数料を含めた総額でくらべる

住宅ローンは、金利だけでなく、事務手数料や保証料を含めた総額でくらべることが大切です。3,500万円を35年で借りる場合の、仮の比較例を見てみましょう。

【仮の例】金利と事務手数料の違いによる総額の比較
A:金利年1.734%・事務手数料2.20% B:金利年1.85%・事務手数料33万円(定額)
毎月の返済額 約111,200円 約113,300円
事務手数料 77万円 33万円
総返済額+事務手数料 約4,748万円 約4,790万円

※わかりやすくするための仮の比較です。金利が35年間変わらないものとして計算しています。

この例では、事務手数料が高くても、金利が低いAのほうが総額は少なくなる計算です。ただし、借入額が少ない場合や、早めに繰上返済・売却する予定がある場合は、事務手数料が安いほうが有利になることもあります。自分の借入額と返済の計画で試算してみましょう。

auじぶん銀行住宅ローンの団信の解説

auじぶん銀行では、次のような団信から選べます。どの団信を選ぶかによって、保障の範囲と金利の上乗せが変わるので、家族の状況やほかの保険とあわせて考えましょう。

団信の種類 主な保障 金利の上乗せ
一般団信 死亡・所定の高度障害 なし
ワイド団信 加入条件を緩和した団信(持病などで一般団信に入れない人向け) あり
がん50%保障団信 がん50%保障+4疾病50%保障+全疾病保障 なし
がん100%保障団信 がん100%保障+全疾病保障 あり(わずかな上乗せ)
がん100%保障団信プレミアム がん100%保障+4疾病100%保障+全疾病保障 あり

※がん保障つきの団信には、加入できる年齢の上限があります。上乗せ金利や加入条件は、公式サイトで最新の内容を確認してください。

利用者の多くは、上乗せ金利なしで選べるがん50%保障団信を選んでいるといわれています。国立がん研究センターの統計でも、がんにかかる人の割合は50代以降に大きく高まるのが特徴です。がんにかかる確率は年齢とともに高くなるため、40代以降で借りる場合や、返済期間が長い場合は、がん100%保障へのグレードアップも検討する価値があります。

がん保障を付けるか迷ったら

がん保障つきの団信は、住宅ローンの残高が大きい返済の前半ほど、受け取れる保障の金額が大きくなるしくみです。反対に、返済が進んで残高が減るほど、保障の金額も小さくなります。すでに医療保険やがん保険に入っている場合は、団信のがん保障で住宅ローンの負担がなくなることも含めて、保険全体の見直しを考えるとよいでしょう。

団信を選ぶときのポイント

  • ほかの保険との重複を確認する:すでに医療保険やがん保険に入っている場合は、保障が重なりすぎないかを確認します。
  • 上乗せ金利の総額を計算する:年0.1%の上乗せでも、35年間では数十万円の負担になることがあります。
  • 加入できる年齢を確認する:がん保障つきの団信には年齢の上限があります。
  • ペアローンの場合はそれぞれ加入する:夫婦それぞれが自分のローンについて団信に入ります。

auじぶん銀行住宅ローンのメリット

団信の保障が手厚い

上乗せ金利なしで、がん50%保障・4疾病50%保障・全疾病保障をまとめて付けられるのは、大きなメリットです。ほかの銀行では、同じような保障を付けるのに金利の上乗せが必要なこともあるため、団信を重視する人にとっては、金利の差以上の価値があるといえます。全疾病保障の就業不能の条件が180日以上と短めなのも、ほかの銀行にない強みといえます。

auのサービスを使っていれば金利が下がる

auのスマートフォンや、じぶんでんき、J:COMなどをすでに使っている人や、これから使う予定がある人は、最大年0.15%の金利の優遇を受けることが可能です。3,500万円を35年で借りる場合、年0.15%の差は、総返済額でおよそ110万円の差になる計算です(金利が変わらないと仮定した場合)。

保証料が0円、繰上返済手数料も原則無料

保証料はかからず、一部繰上返済の手数料も原則無料です。インターネットから少額でも繰上返済できるので、余裕があるときにこまめに返済を進められます。

手続きがオンラインで完結する

事前審査から契約まで、来店せずにオンラインで手続きを進められます。契約書への署名や捺印も電子契約で済むため、印紙代がかからない点もメリットです。平日に銀行に行く時間がとれない人でも利用しやすい住宅ローンです。

auじぶん銀行住宅ローンのデメリット

変動金利の上がり方が大きい

2026年10月の基準金利の改定では、一度に年0.6%引き上げられました。2026年4月の改定とあわせると、1年で年0.9%上がったことになります。変動金利で借りる場合は、今後の金利の動きにも注意が必要です。

事務手数料が借入金額の2.20%かかる

事務手数料は、借入金額の2.20%(税込)です。借入額が大きいほど手数料も大きくなります。3,500万円を借りると、事務手数料だけで77万円かかる計算です。保証料が0円のかわりに、事務手数料が高めに設定されている形です。定額型の事務手数料を選べる銀行とくらべる場合は、総額で比較しましょう。

審査が厳しいといわれる

ネット銀行の住宅ローンは、金利が低い分、審査が慎重だといわれることがあります。申し込みが多い時期には、審査の結果が出るまでに時間がかかることもあります。auじぶん銀行でも、勤務先の安定性や過去の信用情報などがしっかり確認されるとされています(くわしくは次の章で解説します)。

対面で相談できる店舗がない

ネット銀行のため、店舗で対面の相談はできません。実店舗を持たないことで経費を抑え、金利に還元しているのがネット銀行の特徴でもあります。相談は電話やチャットなどで行うことになります。手続きの多くを自分で進める必要があるため、住宅ローンが初めての人は、わからない点を事前に整理しておくとスムーズです。住宅ローンの仕組みに不安がある場合は、不動産会社や住宅ローンに詳しい専門家に相談しながら進めると安心です。

auじぶん銀行の住宅ローンは審査が厳しい?

審査が厳しいといわれる理由

auじぶん銀行に限らず、ネット銀行の住宅ローンは、店舗での対面のやり取りがなく、提出書類と情報をもとに審査が行われます。そのため、書類で確認できる収入の安定性や信用情報が、より重視されるといわれています。

審査で見られる主なポイント

見られるポイント 内容
返済負担率 年収に対する年間の返済額の割合。ほかの借り入れも含めて計算される
収入の安定性 勤務先、雇用形態、勤続年数など
信用情報 クレジットカードや携帯電話の分割払いの延滞などの記録
健康状態 団信に加入できるかどうか
物件の担保評価 購入する物件の価値と、借入金額のバランス

審査に通りやすくするためにできること

  • カードローンやリボ払いなど、ほかの借り入れを減らしておく
  • クレジットカードや携帯電話の支払いの延滞をしない
  • 頭金を用意して、借入金額の割合を下げる(物件価格の80%以下にすると金利の上乗せもなくなる)
  • 複数の金融機関に事前審査を申し込んで比較する

審査に落ちた場合でも、理由は教えてもらえないのが一般的です。信用情報に心当たりがある場合は、信用情報機関に開示を請求して、自分の記録を確認しておくのもひとつの方法です。ほかの金融機関では通ることもあるので、あわせて検討しましょう。最初から2〜3の金融機関に事前審査を申し込んでおくと、結果をくらべて選べます。

申し込みから融資実行までの流れ

  1. 事前審査の申し込み:オンラインで、収入や物件、借入希望額などの情報を入力します。
  2. 事前審査の結果の確認:結果を受けて、物件の売買契約を進めます。
  3. 本審査の申し込み:売買契約書や本人確認書類、収入を証明する書類などを提出します。団信の告知もこの段階で行います。
  4. 本審査の結果・ローン契約:審査に通ったら、オンラインでローン契約を結びます。
  5. 融資の実行:決済の日に融資が実行され、物件の代金の支払いに充てられます。

物件の引き渡しの日に間に合うよう、余裕をもって申し込みましょう。売買契約にローン特約を付ける場合は、その期日までに本審査の承認が得られるかも確認が必要です。審査には書類の準備の時間も含めて、一定の期間がかかります。

主な必要書類

書類 内容
本人確認書類 運転免許証やマイナンバーカードなど
収入を証明する書類 源泉徴収票、住民税決定通知書、確定申告書(自営業の場合)など
物件に関する書類 売買契約書、重要事項説明書、登記事項証明書、図面など
借り換えの場合 いまの住宅ローンの返済予定表や残高がわかる書類など

※必要な書類は、借り方や物件によって変わります。

共働きでの借り方

共働きの夫婦は、ペアローンや収入合算を使って、借入額を増やすことも可能です。ペアローンでは、夫婦それぞれが自分のローンについて団信に加入するので、がん50%保障などの保障も、それぞれのローンにかかります。どちらかの収入が減る時期があっても返済を続けられるかを考えて、借入額を決めましょう。

利用者の評判の傾向

auじぶん銀行の住宅ローンについては、口コミサイトやSNSなどで、次のような声が多く見られます。個別の体験は人によって違うため、傾向として参考にしてください。

よく見られる評価 内容
よい評価 がん50%保障などの団信が上乗せなしで付けられる、手続きがオンラインで完結して便利、繰上返済が手軽
気になる点 事務手数料が高い、審査に時間がかかることがある、店舗がなく対面で相談できない
2026年に増えた声 変動金利の引き上げ幅が大きく、以前ほどの低金利ではなくなった

評判は、借りた時期によっても大きく変わります。とくに金利については、数年前の口コミの数字は参考にならないので、最新の公式の金利を確認しましょう。

auじぶん銀行がおすすめの人・おすすめしない人

おすすめの人 おすすめしない人
団信の保障を手厚くしたい人 金利の上昇がとにかく不安な人(全期間固定も検討)
auのスマートフォンやじぶんでんきなどを使っている人 事務手数料などの初期費用をできるだけ抑えたい人
手続きをオンラインで済ませたい人 対面で相談しながら進めたい人
繰上返済をこまめに行いたい人 団信に加入できない可能性がある人(フラット35なども検討)

金利上昇への備え

2026年は、日本銀行の利上げを受けて、多くの銀行で変動金利が上がりました。これから変動金利で借りる場合や、すでに借りている場合は、次のような備えを考えておきましょう。

  • 金利が上がったときの返済額を試算する:年1%、2%上がった場合の返済額を計算し、家計で払えるかを確認します。
  • 繰上返済で元金を減らす:元金が減れば、金利が上がったときの影響も小さくなります。
  • 固定金利との組み合わせを検討する:借入額の一部を固定金利にして、上昇の影響を抑える方法もあります。
  • 手元の資金を残しておく:生活費の数か月分は、急な出費や返済額の増加に備えて残しておきます。

変動金利には、返済額の急な増加を抑えるルールが設けられている商品もありますが、その場合でも利息の負担そのものが減るわけではありません。契約の内容を確認しておきましょう。

住宅ローン控除との関係

auじぶん銀行の住宅ローンでも、条件を満たせば住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)を受けられます。控除額は、年末の住宅ローンの残高をもとに計算されます。繰上返済で残高を減らすと控除額も減るため、控除の期間中は、金利と控除の効果をくらべて繰上返済の時期を考えましょう。

auじぶん銀行とくらべたい住宅ローン

くらべる相手 くらべるポイント
ほかのネット銀行 変動金利の水準、団信の上乗せの有無、事務手数料の型(定率か定額か)
メガバンク・地方銀行 対面での相談のしやすさ、保証料の扱い、取引による金利の優遇
フラット35 全期間固定で返済額が変わらない安心感、団信に入れない場合の選択肢

auじぶん銀行の住宅ローンを検討するときのチェックリスト

確認すること チェック
借りる月の最新の金利を公式サイトで確認したか □
物件価格の80%超や35年超の借入期間による上乗せを確認したか □
金利優遇割の対象になるサービスを使っているか、使う予定があるか □
事務手数料(借入金額の2.20%)を含めた総額で他行とくらべたか □
団信の種類と、加入できる年齢を確認したか □
金利が上がったときの返済額を試算したか □
ほかの金融機関にも事前審査を申し込んだか □

住宅ローンは「借りられる額」より「返せる額」で

住宅ローンの審査に通る金額と、無理なく返せる金額は違います。金融機関は、実際の金利より高い審査金利で返済負担率を計算することが多いものの、教育費や老後資金、金利の上昇までは考えてくれません。毎月の返済額は、手取りの収入と家計全体から考えて決めましょう。

借り換えでauじぶん銀行を検討する場合

auじぶん銀行は、他の銀行からの借り換えにも対応しています。とくに、以前に高い金利で借りた人や、団信の保障を手厚くしたい人にとっては、借り換えを検討する価値があるでしょう。ただし、借り換えの金利は新規の借り入れより高めに設定されているうえ、事務手数料(借入金額の2.20%)や登記費用などの諸費用がかかります。借り換えで総返済額がどれだけ減るかを、諸費用を差し引いて計算してから判断しましょう。

住み替えや売却を考えるときは

住宅ローンを返している途中で住み替えや売却を考える場合は、ローンの残高と家の売却価格の見込みをくらべることが第一歩です。家を売ってローンを一括で返す場合も、auじぶん銀行への手続きが必要になるので、引き渡しの日に合わせて早めに連絡しておきましょう。売却代金でローンを完済できるかどうかで、選べる方法が変わります。変動金利の上昇で返済が苦しくなってきた場合も、延滞する前に、金融機関や不動産会社に早めに相談しましょう。

auじぶん銀行の住宅ローンに関するよくある質問

auの携帯電話を使っていなくても借りられますか?

借りられます。auの回線などを使っている人は金利の優遇を受けられますが、使っていなくても住宅ローンは利用できます。

がん50%保障団信は誰でも付けられますか?

がん保障つきの団信には、加入できる年齢の上限があり、健康状態の告知も必要です。条件は公式サイトで確認してください。

事務手数料は、借入金額から差し引いて支払えますか?

事務手数料の支払い方法は、融資の実行時に支払うのが一般的です。手元の資金で用意するか、諸費用ローンなどを使うかを、事前に確認しておきましょう。

繰上返済はいくらからできますか?

インターネットから少額で一部繰上返済ができ、手数料は原則無料です。返済期間を短くするか、毎月の返済額を減らすかを選べます。

固定金利から変動金利に変えられますか?

固定金利特約の期間が終わったときに、変動金利や新たな固定金利特約を選び直せます。期間の途中で変える場合の扱いは、契約の内容によるため、事前に確認しておきましょう。

auじぶん銀行の住宅ローンは、中古住宅やリフォームにも使えますか?

新築・中古住宅の購入のほか、借り換えなどにも利用できます。物件の条件によっては利用できない場合もあるので、事前に確認しましょう。

審査にはどのくらいの期間がかかりますか?

事前審査と本審査で、それぞれ一定の期間がかかります。必要書類の準備や、団信の告知の内容によっても変わるので、物件の引き渡しの日から逆算して、早めに申し込みましょう。

auじぶん銀行の住宅ローンで、ボーナス返済は使えますか?

ボーナス返済を組み合わせることもできます。ただし、ボーナスが減ったときに返済が苦しくなるおそれがあるので、月々の返済だけで払える借入額にしておくのが安心です。

金利優遇割は、あとから申し込んでも適用されますか?

優遇の適用条件や、いつから金利に反映されるかは、サービスごとに決められています。借り入れの前に、公式サイトで条件と手続きを確認しておきましょう。

金利はいつの時点のものが適用されますか?

申し込みの時点ではなく、実際に借り入れる日(融資実行日)の金利が適用されるのがルールです。

変動金利は、いつ見直されますか?

変動金利の基準金利は、年2回(4月と10月)見直されています。すでに借りている人の返済額にいつから反映されるかは、契約の内容によって異なります。

まとめ

  • auじぶん銀行は、がん50%保障・4疾病50%保障・全疾病保障を上乗せ金利なしで付けられる団信が最大の特徴
  • auのサービスとセットで、金利が最大年0.15%下がる
  • 2026年10月の変動金利は年1.734%(全期間引下げ・物件価格の80%以下)。基準金利は1年で年0.9%上がった
  • 事務手数料は借入金額の2.20%、保証料は0円、繰上返済手数料は原則無料
  • 審査では、返済負担率・収入の安定性・信用情報などが確認される
  • 金利は毎月見直されるので、申し込む前に公式サイトで最新の金利を確認する

auじぶん銀行の住宅ローンは、団信の手厚さやauのサービスとの連携が魅力ですが、変動金利の上昇には注意が必要です。とくに2026年は金利の動きが大きいため、複数の金融機関の事前審査を受けて、条件をくらべてから決めるのがおすすめです。金利だけでなく、団信・手数料・金利の上昇への備えを含めて、ほかの金融機関とくらべて選びましょう。

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