三菱UFJ銀行の住宅ローンのメリット・デメリットから金利・借入条件を解説
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住宅ローンは人生で最も大きな買い物の一つです。そのため、どの銀行から借りるかは重要な決断になります。三菱UFJ銀行は日本最大のメガバンクの一つで、住宅ローンの取り扱いも豊富です。しかし、三菱UFJ銀行の住宅ローンはどのような特徴があるのでしょうか?また、どのような人におすすめなのでしょうか?この記事では、三菱UFJ銀行の住宅ローンの利用条件、特徴、メリット・デメリット、申し込み手順などを解説します。
三菱UFJ銀行の住宅ローンの利用条件
借入金利
変動金利 | 年0.345% ~ 年0.425% (店頭表示金利 年2.625%) |
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固定3年 | 年1.05% ~ 年1.13% (店頭表示金利 年3.78%) |
固定10年 | 年1.12% ~ 年1.20% (店頭表示金利 年3.90%) |
固定20年 | 年2.04% ~ 年2.12% (店頭表示金利 年5.77%) |
全期間固定21~25年 | 年1.78% ~ 年1.86% |
全期間固定26~30年 | 年1.88% ~ 年1.96% |
全期間固定31~35年 | 年1.95% ~ 年2.03% |
※*各データは2024年11月1日時点のものです
※適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定いたします。
利用条件
三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査基準は、以下のようになっています。
申込者に関する条件
- 借入時に18歳以上70歳の誕生日まで、完済時に80歳の誕生日であること
- 日本国籍を有する人、もしくは永住許可等を受けている外国人
- 団体信用生命保険にご加入が認められる人
申込時年齢 | 18歳以上から70歳の誕生日まで |
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完済時年齢 | 80歳の誕生日 |
年収 | 指定なし |
勤続年数 | 同一勤務先に満1年以上 |
借入期間 | 最長35年以内 |
借入金額 | 500万円以上2億円以内(10万円単位) |
団信保険加入 | 原則加入 |
保証会社 | 三菱UFJ住宅ローン保証(株) |
個人事業主 | 申込可 |
資金使途に関する条件
ご自身がお住まいになる住宅の建築・購入・増改築資金、住宅ローンの借換資金・お借り換えに伴う諸費用。
※購入物件の所在地や面積等によりご利用いただけない場合があります。
※不動産は、建築基準法およびその他法令の定めに合致していることが必要です。
※建築会社、不動産会社との提携ローンでは住宅ローンの借換資金・お借り換えに伴う諸費用にはご利用いただけません。
※住み替えの際の既存住宅売却に伴う既存住宅ローンの返済資金も資金使途の対象となります。
三菱UFJ銀行の住宅ローンの特徴
大手メガバンクの高い信頼性
三菱UFJ銀行は、三菱グループの一員として、長い歴史と高い信用力を持っています。住宅ローンは長期にわたって返済するものなので、銀行の安定性は重要なポイントです。三菱UFJ銀行は、国内外の金融機関とのネットワークも広く、資金繰りにも余裕があります。
また、住宅ローンの返済に関する相談やサポートも充実しており、万が一のトラブルにも対応できます。
オンライン完結(来店不要)
三菱UFJ銀行の住宅ローンは、オンラインで申し込みから審査、契約まで完結できます。インターネットバンキングに登録すれば、必要な書類もスマホやパソコンで撮影して送信できます。
また、審査結果もオンラインで確認でき、最短で即日に回答が得られます。オンライン完結のメリットは、時間や場所を選ばずに申し込みができること、手数料や交通費が節約できることなどが挙げられます。
特典が充実
三菱UFJ銀行の住宅ローンには、様々な特典があります。例えば、以下のようなものがあります。※なお特典の適用には条件があるため詳細は三菱UFJ銀行HPをご確認ください。
特典1:電子契約利用で印紙代0円
三菱UFJ銀行の住宅ローンでは、インターネット専用の住宅ローンの他、窓口でのお申し込みでも電子契約がご利用できます。電子契約とは、パソコンやスマートフォンなどのデバイスで契約書類に電子サインをすることで、紙の契約書類を発行しない方法です。電子契約を利用すると、印紙代が0円になります。印紙代は、借入額の2.2%となっており、他の金融機関と比べると高めです。そのため、電子契約を利用することで、住宅ローンのコストを抑えることができます。
特典2:各提供会社の特典が充実
三菱UFJ銀行の住宅ローンを新たにご利用のお客さまには、各提供会社のいろいろな特典をご用意しています。例えば、家電購入特典として、ビックカメラやコジマで家電を購入すると、最大で10%のポイントが付与されます
。また、引越特典として、アート引越センターで引越をすると、最大で10%の割引が適用されます。さらに、ホームセキュリティ特典として、セコムやALSOKなどのホームセキュリティサービスを契約すると、初期費用や月額料金が優遇されます。これらの特典は、住宅購入に関連するさまざまなニーズに応えるものとなっています。
特典3:女性向け特典がある
三菱UFJ銀行の住宅ローンでは、女性向け特典として、出産前から出産後6ヵ月以内に申し出ると、1年間金利を0.2%優遇するサービスがあります(※特典の適用には条件があるため、詳細は三菱UFJ銀行ホームページをご確認下さい)。
この特典を受けるには、ご本人さまにご来店いただき、保険証・母子手帳等で確認させていただく必要があります。また、条件変更手数料は無料ですが、印紙代が必要となります。この特典は、出産を機に住宅購入を検討する女性にとって、大きなメリットとなるでしょう。
三菱UFJ銀行の住宅ローンがおすすめなのは?
メガバンクの充実した保障
三菱UFJ銀行の住宅ローンがおすすめなのは、メガバンクならではの充実した保障を受けられる人です。例えば、以下のような人です。
- 長期にわたって安心して返済したい人
- 住宅ローンの返済に関する相談やサポートを受けたい人
- 住宅ローンに付帯する保険の内容や料率にこだわりたい人
低金利に魅力を感じる
三菱UFJ銀行の住宅ローンがおすすめなのは、低金利に魅力を感じる人です。例えば、以下のような人です。
- 三菱UFJ銀行の口座やカードを利用して金利優遇を受けたい人
- 返済期間を長く設定して金利の変動リスクを減らしたい人
- 金利の選択肢が多く、自分に合ったプランを選びたい人
三菱UFJ銀行の住宅ローンを借り入れるメリット
金利の安さと柔軟性
三菱UFJ銀行の住宅ローンは、金利の安さと柔軟性が大きな魅力です。
金利は、変動金利と固定金利の2種類から選ぶことができます。
変動金利は、市場金利に連動して変動するため、金利が低い時には有利になります。
固定金利は、借入時の金利が一定期間固定されるため、金利が上昇するリスクを回避できます。
また、変動金利と固定金利を組み合わせることも可能です。例えば、変動金利で借り入れた後、金利が上昇すると予想される時に、一部または全額を固定金利に切り替えることができます。このように、金利の動向に応じて、最適な金利タイプを選択できるのが、三菱UFJ銀行の住宅ローンのメリットです。
借入限度額の高さと審査のスピード
三菱UFJ銀行の住宅ローンは、借入限度額の高さと審査のスピードも魅力的です。借入限度額は、最大で2億円以内まで借り入れることができます。
また、審査は、最短翌日に審査結果を受け取ることができます。これは、三菱UFJ銀行が、住宅ローンの専門スタッフを多数配置し、迅速かつ丁寧に対応しているからです。住宅購入は、タイミングが重要な場合もあります。そのような時には、三菱UFJ銀行の住宅ローンは、高い借入可能額と早い審査で、スムーズに住宅購入を実現できるでしょう。
さまざまな特典とサービス
三菱UFJ銀行の住宅ローンは、さまざまな特典とサービスも提供しています。例えば、女性向け特典として、出産前から出産後6ヵ月以内に申し出ると、1年間金利を0.2%優遇するサービスがあります。
また、住宅ローンをご利用中のお客さまには、三菱UFJ銀行の各種商品やサービスを優遇する「住宅ローンご利用中のお客さま向けサービス」があります。これには、カードローンや教育ローンの金利優遇、投資信託の手数料割引、海外旅行保険の優待などが含まれます。さらに、住宅ローンの返済に関する相談やアドバイスも、専門スタッフが無料で行っています。これらの特典とサービスは、三菱UFJ銀行の住宅ローンを選ぶ理由の一つと言えるでしょう。
三菱UFJ銀行の住宅ローンのデメリット
手数料が高い
三菱UFJ銀行の住宅ローンは、手数料が高いというデメリットがあります。例えば、事務手数料は、借入額の2.2%となっており、他の金融機関と比べると高めです。また、一部繰上げ返済や一括返済の際にも、インターネット以外の手続きをすると、数千円から数万円の手数料がかかります。さらに、金利タイプの変更にも、インターネット以外の手続きだと1万1000円の手数料がかかります。これらの手数料は、住宅ローンのコストを高くする要因となります。
フラット35の取り扱いがない
三菱UFJ銀行の住宅ローンは、フラット35の取り扱いがないというデメリットがあります。フラット35とは、住宅金融支援機構が民間の金融機関と提携して提供している全期間固定金利型の住宅ローンです。フラット35のメリットは、団体信用生命保険に加入しなくても利用できることや、住宅性能評価書を取得した住宅に対しては金利が優遇されることなどが挙げられます。三菱UFJ銀行の住宅ローンでは、これらのメリットを享受できません。
金利の安さには条件がある
三菱UFJ銀行の住宅ローンは、金利の安さには条件があるというデメリットがあります。例えば、変動金利タイプの場合、金利の優遇率は変わりませんが、基準金利は見直されるため、金利が上昇する可能性があります。また、当初固定金利タイプの場合、固定期間が長いほど金利が高くなります。さらに、全期間固定金利タイプの場合、借入期間が長いほど金利が高くなります。これらの金利タイプは、金利の安さと安定性のトレードオフとなっており、自分の状況に合わせて慎重に選択する必要があります。
三菱UFJ銀行の住宅ローンの契約までの基本的な流れ
三菱UFJ銀行の住宅ローンの契約までの基本的な流れは、以下のようになります。
- 事前審査のお申し込み
- 正式審査のお申し込み
- ご契約
- お借り入れ
それぞれのステップについて、詳しく見ていきましょう。
1. 事前審査のお申し込み
事前審査とは、住宅ローンを借りることができるかどうか、簡易的に審査するプロセスです。事前審査は、インターネットから24時間いつでも無料で受付できます。物件購入前でも、借入が可能か事前に審査することができ、最短翌日に審査結果をメールでお知らせします。
事前審査のお申し込みには、以下のような内容が必要になります。
- 申込内容(借入希望額、希望金利タイプ、物件の所在地など)
- 氏名や住所・生年月日・連絡先等
- 勤務先の正式名称や住所
- 給与収入やその他の収入
- 他の借入状況など
事前審査のお申し込みは、以下のページからできます。
2. 正式審査のお申し込み
事前審査を通過したら、今度は正式審査を申し込みます。正式審査とは、申し込んだ住宅ローンについて詳細な審査が行われるプロセスです。正式審査には、さまざまな書類が必要になります。必要書類は、以下のように分類できます。
- ご本人確認資料
- ご年収の確認資料
- 購入・担保物件の種類によって必要となる書類
必要書類の詳細は、こちらのページで確認できます。
3. ご契約
正式審査承認後、金融機関との間で住宅ローンの契約に進みます。住宅ローンの契約は、以下の2つの契約を同時に行うことになります。
- 金銭消費貸借契約
- 金抵当権設定契約
金銭消費貸借契約とは
金銭消費貸借契約とは、お金を借り入れる契約です。借入金額や返済期間、支払う金利や月々の返済額といったさまざまな条件を確認したうえで、金融機関との間で金銭消費貸借契約書を取り交わします1。
抵当権設定契約とは
抵当権設定契約とは、担保となる物件に金融機関が抵当権を設定する契約です。抵当権とは、借り入れたお金を返済できなくなった場合に、金融機関が優先的に物件を売却して債権を回収できる権利です1。
住宅ローンの契約は、紙面で行う場合と電子契約で行う場合があります。電子契約とは、パソコンやスマートフォンなどのデバイスで契約書類に電子サインをすることで、紙の契約書類を発行しない方法です。
電子契約を利用すると、印紙代が0円になります。印紙代は、借入額の2.2%となっており、他の金融機関と比べると高めです。そのため、電子契約を利用することで、住宅ローンのコストを抑えることができます。
4. お借り入れ
最後は、住宅ローンの借入金が入金される「融資実行」の段階です。住宅ローン契約の手続きに不備がなければ、あらかじめ決めておいた日時に、住宅ローンの借入金が指定の預金口座に入金されます。その借入金によって物件の購入費用の支払いが完了したら、物件の引き渡しが行われます。
三菱UFJ銀行の住宅ローンの契約までの流れは、事前審査のお申し込み、正式審査のお申し込み、ご契約、お借り入れの4つのステップに分けられます。それぞれのステップでは、必要な書類や手続きがありますので、事前に確認しておきましょう。