住友不動産販売の評判は?口コミやメリット・デメリット、不動産売却をおすすめできる人

住友不動産販売の評判は?口コミやメリット・デメリット

住友不動産販売は、成約件数や取扱高の実績が豊富な不動産会社です。不動産売却にもよく使用される不動産会社ですが、実際に売却する場合は口コミや評判が気になるのではないでしょうか。

そこで今回は、住友不動産販売の評判と口コミなどについて解説します。また、利用するメリットやおすすめできる人、売却の流れも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

家を売りたいと考えている方へ

何も決まっていなくても大丈夫です

【カンタン1分入力】家の価格がすぐ分かる!
査定価格が500万円以上上がった実例も!
今すぐ無料で査定へ

住友不動産販売とはどんな会社?ヤバい?

まずは、住友不動産販売がどのような会社なのか解説します。

住友不動産販売とは

住友不動産販売とは、住友不動産販売株式会社が運営する不動産会社で東京証券取引所プライム市場に上場している住友不動産のグループ会社です。不動産の売買や賃貸の仲介業務や不動産売買・賃貸の法人向け仲介業務、不動産の受託販売業務を展開しています。

また、首都圏や関西圏を中心に直性の206もの営業センターを展開しています。

住友不動産販売の企業情報

商号

住友不動産販売株式会社(Sumitomo Real Estate Sales Co., Ltd.)

創業・設立

1975年3月1日

資本金

29億7,000万円(2024年4月1日時点)

事業内容

1.不動産の売買、賃貸の仲介業務
2.不動産の受託販売業務
3.不動産の賃貸業務
4.前各号に付帯関連する業務

本店所在地

東京都新宿区西新宿二丁目6番1号

支社・営業所

全国206ヶ所に直営営業所あり

店舗数

206店舗

従業員数

3,166名(2024年3月31日時点)

売上高

702億円(仲介収益、2024年3月時点)

所有資格

宅地建物取引業:国土交通大臣(13)第2077号
第二種金融商品取引業:関東財務局長(金商)第1332号
不動産特定事業法:金融庁長官・国土交通大臣 第3号
賃貸住宅管理業:国土交通大臣(01)第004176号
マンション管理業:国土交通大臣(01)第034605号
不動産鑑定業者登録:東京都知事登録(5)第1864号
警備業認定:東京都公安委員会 第30004646号

上場の有無

非上場(親会社の住友不動産は東証プライム市場上場:8830)

住友不動産販売の特徴

住友不動産販売の特徴は次のとおりです。

  • 業界大手の住友不動産のグループ会社
  • 成約件数実績が豊富
  • 多方面のエリアに展開していて店舗数が多い

それぞれ詳しく解説します。

業界大手の住友不動産のグループ会社

住友不動産販売の特徴として、業界大手の住友不動産のグループ会社であることが挙げられます。親会社の住友不動産は、不動産業界でトップクラスの業績を誇る大手企業であり、住友不動産販売も不動産仲介会社として業界上位に入る業績規模を誇ります。

公益財団法人不動産流通推進センターが発表している「2024 不動産業統計集」の「不動産流通大手各社の取扱高等の推移」によれば、住友不動産販売の2023年3月期における取扱高は1兆3,961億2,700万円で三井不動産リアルティグループ、東急リバブルに次いで業界3位となっています。

大手不動産会社で不動産を売却したい場合は、利用しやすいといえます。

参考:2024 不動産業統計集(3月期改定)[3]不動産流通(3)流通大手各社の取扱高等の推移|公益財団法人不動産流通推進センター

成約件数実績が豊富

成約件数実績が豊富であるのも住友不動産販売の特徴です。住友不動産販売の2024年3月期における売買仲介実績は31,502件となっています。また、既出の「2024 不動産業統計集」における2023年3月期の仲介件数は34,906件で、不動産流通大手のうち2番目に多い件数です。

なお、2023年度の購入相談実績は168,000件以上のため、多くの買主にアプローチできるほか、売主の満足度も約95%となっています。このように、住友不動産販売は大手不動産会社のなかでも成約件数実績が豊富なので安心して利用できる不動産会社といえます。

多方面のエリアに展開していて店舗数が多い

多方面のエリアに展開していて、店舗数が豊富であるのも住友不動産販売の特徴です。住友不動産販売は、2024年9月時点で全国に206の直営営業センターを展開しています。営業センターが設置されているエリアでは、地域ごとの不動産市場や地域事情に精通した担当者が対応してくれるため、適切な価格での査定が行われやすいといえます。

また、全国にネットワークを構築しており、さまざまなエリアの顧客やユーザーに対して物件の訴求が可能なのでスムーズな売却活動が可能です。

住友不動産販売の利用者の良い評判・口コミ

所有する不動産を売却する際に住友不動産販売の利用を考えている場合、気になるのは利用者の評判や口コミです。ここでは、実際に住友不動産販売を利用したユーザーの良い評判や口コミを紹介します。

想定よりも高額で不動産を売却できた

全てにおいて丁寧に対応していただき、最初から最後までスムーズで気持ち良く取引きをさせて頂きました。私たちが思っていた価額よりも高値の買主を探してきて下さり感謝は尽きません。途中、色々と問題があったりご面倒ばかりおかけしてしまいましたが、最後まで丁寧にご対応を頂き大変感謝しております。ありがとうございました。
全てにおいて丁寧に対応していただき、最初から最後までスムーズで気持ち良く取引きをさせて頂きました。|お客様の声 すみふの仲介 ステップ

住友不動産販売の良い評判として、想定していたよりも高値で不動産を売却できたという声がありました。担当者の行動によって不動産を高額で購入してくれる買主を見つけてきてくれたそうです。

不動産を早期売却できた

最後まで親身になってご対応くださり誠にありがとうございました。お陰様で安心して売却できました。元々長期戦を想定していましたが、柔軟に対応くださったことで早期の決着となり、精神的な負担を大きく軽減できたと考えています。また機会がございましたらお願いいたします。
最後まで親身になってご対応くださり誠にありがとうございました。|お客様の声 すみふの仲介 ステップ

住友不動産販売の良い評判として、不動産を早期に売却できたという声もありました。担当者の柔軟な対応によって想定よりも早期に買主が見つかり、精神的な負担を軽減できたそうです。

担当者の対応が良かった

今回、家を売る際に一括見積をしたのですが、他社さんはとにかくうちで売らせてくれといった感じ、住友不動産販売さんは私達の気持ちに1番寄りそってくださいました。その後もマメに連絡を頂き、忙しいだろうにいつもスマートで余裕ある対応でしたので、こちらも安心してお願いできました。取引が終わった今も、またお会いしたいなあと思えるくらいです。ありがとうございました。
今回、家を売る際に一括見積をしたのですが|お客様の声 住不の仲介 ステップ

住友不動産販売の良い評判として、担当者の対応の良さを評価する声が見られました。他の不動産会社と比較すると住友不動産販売の担当者が最も親身になってくれたとのことです。こまめな連絡も好印象だったようです。

住友不動産販売の利用者の悪い評判・口コミ

次に、住友不動産販売を利用したユーザーの悪い評判や口コミを紹介します。

担当者の対応が悪い

住友不動産が売り主側の仲介で、中古住宅を購入しました。
ハウスクリーニングは売り主側負担でしてくださるとのことでしたが、風呂トイレ以外はされていませんでした。住友さんがキレイになりますよと言っていたので、こちら側の不動産に勧められたハウスクリーニングを入れなかったのにガッカリでした。
前の人の荷物も押し入れに残っていました。
全く確認をしてないのが良くわかりました。

2階の天井にシミがあり気になっていました。
最近足音も聞こえるので害獣駆除業者にみてもらいました。コウモリとイタチがいるとのことでした。屋根裏もぐちゃぐちゃなようだったので、何とかしてもらえないか問い合わせたら、知らなかったの一点張りでした。
この地域はコウモリ被害が多く、購入物件は屋根にいくつも侵入口があり長年住み着いているのは明らかですが、物件の調査も全くしていないのか、知らなかったそうです。
住友不動産は、大手で安心と思っていましたが、いい加減で全く信用できません。
中古住宅購入|みん評

住友不動産販売への悪い評判や口コミとして、担当者の対応が悪いといった声が見られました。不動産売却では不動産会社の担当者による対応のよしあしがしばしば問題になります。担当者の対応に不満を感じる場合は、担当者や不動産会社の変更を検討した方がいいでしょう。

ずさんな対応で信用できない

建て直しでマンションのような高級感のある家にしたくて住友不動産にしたのですが・・・
契約の時に、まだ決めかねていたにも関わらず「今日までならこの金額です。」と設計も決まってないのに急かされ、案の定、追加平米や窓などで追加料金が発生したり、取り壊しの際に、なぜか壊さなくてもよい外壁を壊されそうになったり、すかなくてもよい土を取り除かれそうになったり、指摘をしても謝りに来ず、最悪です。自分は、悪くないみたいな感じで、上司への報告もせずにいて私が連絡して、二人で謝りに来ましたが、私が、気がついて取り壊し業者に言わなかったらすべて壊されていたのに。
全然、教育がなってません。
ほんと、最悪です。
社員教育がなってない!|みん評

住友不動産販売に対する悪い評判や口コミとして、対応がずさんであることを指摘する声も見られました。このユーザーは住宅の建て替えを依頼したようですが、追加料金が頻繁に発生したり、取り壊す必要のない壁を壊されそうになったりするといったトラブルがあったそうです。

住友不動産販売を利用して売却するメリット

住友不動産販売を利用して不動産を売却するメリットは次のとおりです。

  • オークションで早期の売却が可能
  • 売却時のサポートが充実している
  • 仲介手数料の割引サービスがある
  • 各エリアに精通した営業担当者が対応する

それぞれ詳しく解説します。

オークションで早期の売却が可能

オークションにより不動産億早期売却ができるのが、住友不動産販売を利用するメリットの1つです。住友不動産販売ではプロ買取一括紹介サービス「ステップオークション」というサービスを提供しています。

これは、営業担当者と住友不動産販売本社の専門部署が連携し、一般の購入希望者だけではなく取引先の宅地建物取引業者に売却不動産を広く紹介することにより、不動産の早期売却を目指すものです。

物件の特性に適した業者を紹介するため、買取先が見つかりやすいのがポイントです。また、入札形式による売却なので想定以上の金額での売却が実現することもあるほか、購入申し込みは短期間で締め切られるため、不動産の早期売却の可能性が高まります。

できるだけ早く不動産を売却したい場合や高額で売却したい場合は、住友不動産販売の利用を検討しましょう。

売却時のサポートが充実している

売却時のサポートが充実しているのも住友不動産販売を利用するメリットです。住友不動産販売を利用して不動産を売却する場合、売主は次のサポートサービスを受けられます。

サポートサービス 内容
建物補修 引っ越しした後に発見された建物の不具合に必要な補修費用を一定額まで住友不動産販売が負担するサービス
設備補修 住まいに伴う住宅設備のトラブルを住友不動産販売負担で補修するサービス
戸建クリーン 一戸建て住宅の室内ポイント清掃、庭木の手入れサービス
マンションおそうじ マンションの水回りの清掃サービス
空地草刈り 空地の雑草を専門スタッフが草刈りをするサービス
壁床ポイントリペア 売却する物件の変えや床の小さな傷・へこみなどを簡単に補修するサービス
プロカメラマン撮影 売却不倒産の室内を魅力を引き出すプロのカメラマンによる写真撮影サービス
バーチャルステージング 居住中物件の室内画像から家具などを配置したイメージを確認できるサービス
ホームステージング 空室中の室内を家具や調度品などでモデルルームのように演出できるサービス
ルームアレンジメント 居住中の室内を片付け、好印象を演出するサービス
住まいの健康度チェック 専門調査会社による建物の状況調査を住友不動産販売が負担するサービス
宅地測量(仮測量) 現況の土地の境界標の有無や土地面積などの仮測量を行うサービス
土地調査(有償) 地盤や土壌汚染などの調査を有償で行うサービス
建物調査(有償) 建物調査(ホームインスペクション)を有償で行うサービス
空地巡回(有償) 提携警備会社による月1回の空家巡回点検サービス
買替購入資金立替 提携金融機関との連携で住まいの買替購入をサポートするサービス
相続診断 将来的な相続を想定した事前対策をアドバイスしてもらえるサービス
相続税立替 相続税の納税期間内に相続税立替を行い不動産売却をサポートするサービス

このように、さまざまなサポートサービスを受けられます。サポートが充実した不動産会社を利用したい場合は、住友不動産販売を選択肢に加えるといいでしょう。

仲介手数料の割引サービスがある

仲介手数料の割引サービスがあるのも住友不動産販売を利用するメリットです。住友不動産の分譲マンションや住友不動産グループ関連の物件を売却する際、住友不動産販売の仲介を利用した場合は次のような仲介手数料割引を受けられます。

  • 住友不動産分譲マンションの売却または賃貸:規定仲介手数料20%割引
  • 住友不動産グループ関連物件の売却または賃貸:規定仲介手数料10%割引

また、住友不動産分譲マンションの売却の場合、設備補修のサービス期間が2年間から5年間に延長されます。その他には、住友不動産販売で過去に取引があり、再度同社で不動産を売却する場合、Visaギフトカードが最大10万円分プレゼントされます。

各エリアに精通した営業担当者が対応する

住友不動産販売では、不動産所在地の各エリアの事情に精通した営業担当者が対応してくれます。全国に200以上の店舗(営業センター)を展開しているためです。特に首都圏や関西に店舗が多いため、都市圏の不動産を売却したい場合は利用しやすいでしょう。

住友不動産販売を利用して売却するデメリット

住友不動産販売を利用するデメリットは次のとおりです。

  • 対応している地域が実は少ない
  • 特殊な不動産の売却は難しい
  • 顧客対応の融通が利かない
  • 担当者の対応にムラがある

それぞれ詳しく解説します。

対応している地域が実は少ない

不動産売却に対応している地域が実は少ないというのが、住友不動産販売を利用するデメリットです。住友不動産販売は全国200ヶ所以上に直営の営業所を運営していますが、2024年9月時点で直営の営業所がある都道府県は次のとおりです。

  • 北海道
  • 宮城県
  • 東京都
  • 埼玉県
  • 神奈川県
  • 千葉県
  • 愛知県
  • 大阪府
  • 奈良県
  • 兵庫県
  • 滋賀県
  • 京都府
  • 広島県
  • 岡山県
  • 福岡県

このように、47都道府県の内、15の都道府県にしか営業所はありません。そのため、住友不動産販売の営業所がない地域では不動産の売却ができないもしくはスムーズに進まない恐れがあります。特に地方にある不動産を売却したい場合は、住友不動産販売の営業所があるかどうか事前に確認しましょう。

特殊な不動産の売却は難しい

特殊な不動産の売却が難しいのも住友不動産販売のデメリットです。住友不動産販売では農地や山林といった特殊な不動産の取引事例は多くありません。そのため、特殊な不動産の売却には適さない可能性が高いといえるでしょう。

農地や山林などの特殊な不動産の売却が必要な場合は、売却実績が豊富で不動産所在地の出の売却にも対応している不動産会社を選んだ方がいいでしょう。

顧客対応の融通が利かない

顧客対応に融通が利きにくいのも住友不動産販売を利用するデメリットです。住友不動産販売は国内に200店舗以上の直営営業所を展開しています。直営店であることから顧客対応は統一されており、どの店舗を利用しても同等のサービスが受けられる可能性が高いといえます。

一方、顧客対応が統一されているからこそ顧客ごとの要望に対する柔軟な対応には限界があります。事情によって特別な対応が必要な場合などは、対応してもらえない恐れもあるので注意しましょう。

担当者の対応にムラがある

担当者の対応にムラがあるのも住友不動産販売を利用するデメリットです。これは住友不動産販売に限った話ではありません。不動産の売却を不動産会社に依頼する際、担当者の対応の質によって売却に至るまでのスピードや価格、売主の心持ちは大きく変動します。

口コミを見ていると真摯で丁寧な対応をする担当者がいる一方で、横柄な態度で対応も遅い担当者がいることも確認できます。最初に担当する担当者はこちらからは選べないため、担当者とのやりとりを通じて相性が悪いと感じた場合や担当者の対応に不満がある場合は、担当者の変更を申し出た方がいいでしょう。

住友不動産販売の利用がおすすめできる人

不動産売却に住友不動産販売の利用をおすすめできるのは次の特徴に該当する人です。

  • 大手不動産会社で売却したい人
  • 都市圏の不動産を売却したい人
  • できるだけはやく不動産を売却したい人
  • 充実したサポートやサービスを求める人

それぞれ詳しく解説します。

大手不動産会社で売却したい人

大手不動産会社で不動産を売却したい人は住友不動産販売がおすすめです。住友不動産販売は不動産仲介や不動産流通の業界で大手の不動産会社です。仲介実績や取扱高も豊富で、不動産売買を相談する人数が多いほか、顧客満足度も高くなっています。大手不動産会社の安心感や安定感を求める場合は住友不動産の利用を検討しましょう。

都市圏の不動産を売却したい人

都市圏の不動産を売却したい人も住友不動産販売の利用がおすすめです。住友不動産販売は各地に200店舗以上の直営店舗を設置していますが、その多くが首都圏や関西圏、札幌市、仙台市、名古屋市、福岡市などの都市圏となっています。

担当者は店舗近辺のエリアの不動産事情に精通していると考えるのが自然なため、都市圏の不動産に対して適切な査定価格が提示される可能性が高いでしょう。また、都市圏の不動産は人気を集める場合が多いため、高額で売却できる可能性も高まります。

できるだけはやく不動産を売却したい人

不動産をできるだけ早く売却したいと考えている人にも住友不動産販売の利用がおすすめです。住友不動産販売ではプロ買取一括紹介サービスのステップオークションを提供しており、早期の高値売却をサポートしています。

不動産の売却を複数の宅地建物取引業者に一括紹介するのが特徴で、個人では購入が難しい物件でも売却できる可能性があるほか、短期間で購入申し込みを締め切るため、売却がスムーズに進みます。

短期間での売却を希望する場合や期限を決めて売却したい場合に住友不動産販売は利用しやすいでしょう。

充実したサポートやサービスを求める人

充実したサポートやサービスを求める人も住富不動産販売はおすすめです。住友不動産販売では仲介で売買する顧客に対してステップエスコートと呼ばれるサービスを提供しています。

建物や設備の補修、住宅の清掃・クリーニング、売却不動産の写真撮影やアピールするための演出など、さまざまなサービスを利用できるほか、住宅の買い替え資金や相続税の建て替え、相続税対策などのサポートも受けられます。

幅広いサービスやサポートが揃っているのは住友不動産販売の魅力の1つといえるでしょう。

住友不動産販売の利用がおすすめできない人

一方、住友不動産販売の利用がおすすめできないのは次の特徴に該当する人です。

  • 地方の不動産を売却したい人
  • 変わった不動産を売却したい人
  • 仲介手数料をできるだけ安くしたい人

それぞれ詳しく解説します。

地方の不動産を売却したい人

住友不動産販売では、国内各地で直営の営業所を運営していますが、すべての都道府県に営業所が設置されているわけではありません。実際には15の都道府県のみに営業所があるため、営業所がない府県では不動産の売却ができない、もしくは売却がスムーズに進まない可能性があります。

また、住友不動産の営業所は都市圏エリアに集中しているケースが多く、地方都市では少ない傾向にあります。そのため、地方の不動産を売却したい場合は、不動産があるエリアでの不動産売却に対応している不動産会社、もしくは地元の不動産会社に依頼した方がいいでしょう。

変わった不動産を売却したい人

住友不動産販売はマンションや一戸建て住宅、投資用不動産、事業用不動産の売買に強みを持っています。一方、農地や山林のような特殊な不動産の売買には強くありません。これらの不動産を売却したい場合も他の不動産会社を選択することをおすすめします。

仲介手数料をできるだけ安くしたい人

仲介手数料をできるだけ安く抑えたい人も住友不動産販売の利用は向きません。住友不動産販売では一部の顧客を除いて仲介手数料の割引には応じていないためです。割引が適用されるのは、住友不動産販売もしくは住友不動産関連の不動産を売却する場合のみとなっています。

大手不動産会社で店舗が直営であり、すべての店舗で統一された対応になる可能性が高いため、仲介手数料の割引には応じてもらえないと考えた方がいいでしょう。仲介手数料にこだわる場合も他の不動産会社を選ぶようにしましょう。

住友不動産販売で不動産売却する際の流れ

最後に、住友不動産販売で不動産を売却する流れについて解説します。具体的な流れは次のとおりです。

  1. 住友不動産販売に売却を相談する
  2. 不動産査定をしてもらう
  3. 媒介契約を締結する
  4. 売却活動を行う
  5. 売買契約を締結する
  6. 物件を引き渡す

それぞれ詳しく解説します。

住友不動産販売に売却を相談する

まずは、住友不動産販売に売却を相談します。相談は無料でできるので安心です。経験豊富な担当者が丁寧なヒアリングを行い、売却に関する疑問や不安を解消してくれます。また、売却の目的や希望条件などを詳しく聞いてくれるので適切なアドバイスを受けられるでしょう。

不動産査定をしてもらう

次に、所有不動産の査定を依頼します。住友不動産販売では無料で査定サービスを行っています。専門家が現地を訪問し、建物の状態や周辺環境を確認したうえで、適正な価格を算出します。査定結果をもとに具体的な売却プランを提案してもらえるので今後の方針を決める参考になります。

媒介契約を締結する

査定内容などに納得できる場合、媒介契約を結びます。契約には専属専任媒介・専任媒介・一般媒介の3種類があり、それぞれ特徴が異なるので担当者の説明をよく聞いて自分に合った契約を選択しましょう。契約時には物件の状況や設備について詳しく報告する必要があるので事前に確認が必要です。

売却活動を行う

媒介契約締結後は、住友不動産販売が本格的な売却活動を開始します。全国の営業ネットワークを活用して幅広く買主を探してくれるほか、レインズという不動産業者間のシステムにも登録されるので多くの潜在的な買主に物件情報が届きます。また、オークション形式で宅建業者に売却する方法も選択できます。

売買契約を締結する

買主が見つかり、条件が合意に至ったら売買契約を結びます。契約書の作成や重要事項の説明など、専門的な手続きは住友不動産販売が支援してくれるので安心です。ローンがある場合は抵当権の抹消手続きも必要になるほか、固定資産税などの精算も行うので細かい点まで確認しましょう。

物件を引き渡す

最後に、決済と引き渡しを行います。売買代金の受け渡しや所有権移転登記など重要な手続きが多いですが、住友不動産販売がサポートしてくれます。引き渡し後もアフターフォローをしてくれるので何か問題が発生した場合でも対応してもらえます。これで不動産売却の一連の流れは完了です。

まとめ

住友不動産販売は東証プライム市場に上場する住友不動産のグループ会社です。業界大手の不動産会社で成約件数実績も豊富です。

オークション形式での売却も可能で高額かつ早期での不動産売却が実現する可能性もあります。不動産の売却を考えている場合は、住友不動産販売の利用を検討してみてください。

お気軽にご相談ください

ご自身で不動産会社を選べないという方はぜひ当社にご相談ください!

お急ぎの方は、お電話での無料相談も受け付けております

03-6304-2731毎日 10:00 ~ 21:00

不動産に関するご相談のみも大歓迎!

土地や不動産の売却に関するご相談や不動産に関するお悩みに不動産コンサルタントがお答えいたします。

お急ぎの方は、お電話での無料相談も受け付けております

03-6304-2731毎日 10:00 ~ 21:00