「SRE不動産という会社を耳にしたけれど、不動産売却で利用していいのか判断がつかない」…このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そういった場合、実際に不動産会社を利用したユーザーの口コミや評判をチェックするのがおすすめです。

今回はSRE不動産の評判や口コミを中心にどのような会社なのかを紹介します。また、利用するメリットやお勧めできる人、不動産売却の流れも解説するので、ぜひ参考にしてください。

SRE不動産とはどんな会社？ヤバい？

まずは、SRE不動産がどのような不動産会社なのかを解説します。

SRE不動産とは

SRE不動産は、東証プライム上場企業のSREホールディングス株式会社が運営する不動産会社です。かつてはソニー不動産として活動していましたが、2019年6月に社名変更しています。専門のエージェントが顧客の立場でコンサルティングを行うエージェントを導入しているのが特徴です。

また、ディープラーニング技術をもとに同社の不動産査定ノウハウや不動産取引特有の知識を導入したAIを活用したサービスも提供しています。

SRE不動産の企業情報

SRE不動産の企業情報を紹介します。

商号

SREホールディングス株式会社（SRE Holdings Corporation）

創業・設立

2014年4月14日

資本金

4,185,621千円（2024年3月31日時点）

事業内容

・AIクラウド＆コンサルティング事業
・ライフ＆プロパティソリューション事業

本店所在地

〒107-0052 東京都港区赤坂1-8-1　赤坂インターシティAIR 14階

支社・営業所

大手町オフィス：〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目6-1 大手町ビル1F
青山オフィス：〒107-0062 東京都港区南青山1丁目1-1　新青山ビル東館 2階
池袋オフィス：〒171-0022 東京都豊島区南池袋2丁目27-8 南水ビル 5階
吉祥寺オフィス：〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目15-9 岩﨑吉祥寺ビル 7階
横浜オフィス：〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2丁目23−2 TSプラザビル 11階
大阪オフィス：〒541-0044 大阪府大阪市中央区伏見町2丁目1-1 三井住友銀行高麗橋ビル 8階

店舗数

―

従業員数

―

売上高

―

所有資格

・宅地建物取引業者免許　国土交通大臣（２）第9297号
・金融商品取引業　関東財務局長（金商）第3179号
・銀行代理業　関東財務局長（銀代）第418号

上場の有無

東証プライム市場上場（2980）

SRE不動産の特徴

SRE不動産の特徴は次のとおりです。

• エージェント制度を導入した不動産会社
• 東証プライム上場の安心感
• 自宅にいながらインターネットで不動産の売却相談ができる

それぞれ詳しく解説します。

エージェント制度を導入した不動産会社

SRE不動産の特徴の1つが、エージェント制度を導入している不動産会社であることです。SRE不動産では顧客へサービスを提供する営業担当者を「エージェント」と呼んでおり、物件の売却に特化したプロフェッショナルが担当しています。

原則として売主のみで買主側の担当を兼務しないため、不動産を売却したい顧客のニーズのみに従って希望の売却条件に合致した買主を探すための売却戦略を提案してくれます。エージェントは不動産市場に精通しているほか、同社のサポートスタッフである「コーディネーター」と連携して売却活動を行います。

売主の利益を最大化させるための行動をとり、ターゲットに向けた最適な広告戦略を実行してくれるのが魅力です。

東証プライム上場の安心感

SRE不動産の特徴として運営会社が上場している点が挙げられます。前述のとおり、SRE不動産を運営するSREホールディングス株式会社は東証プライム市場に上場しています。

そもそも、SREホールディングス株式会社は、ソニーの連結子会社として2014年4月に「ソニー不動産」として設立された会社です。その5年後の2019年12月に東証マザーズ市場に上場、2020年12月には東証一部上場を果たしています。そして、2022年4月に東証プライム市場に移行することになりました。

東証プライム市場に上場していることで、業績や社内のコンプラアンスなどに関する資料・情報を公表する義務があることから、非上場の企業と比較して社内統制が図られている可能性が高いほか、業績についても四半期ごとにチェック可能です。

売主はSRE不動産の動向をチェックできるため、安心して売却に利用できます。上場企業運営の安定感が欲しい場合はSRE不動産の利用がおすすめです。

自宅にいながらインターネットで不動産の売却相談ができる

SRE不動産の特徴として、自宅にいながらインターネットで不動産売却相談ができる点が挙げられます。SRE不動産では最新のAI技術を用いたシステムを活用しており、自宅を訪問することなく、高い精度で売却価格を査定できます。

また、エージェントがリモートで不動産売却の相談に対応できるため、自宅にいながらインターネット上で売却相談が完結します。日常生活や仕事が忙しくて、店舗を訪問する時間がとりづらい人にとっては利用しやすい不動産会社といえるでしょう。

SRE不動産の利用者の良い評判・口コミ

ここからは、SRE不動産を実際に利用したユーザーの評判や口コミを紹介します。まずは、利用者の良い評判・口コミからです。

囲い込み（両手仲介）をしない

囲い込みをしないSRE不動産に頼むのがベストだろうか

国土交通省、不動産仲介業者の物件「囲い込み」を処分対象に – 日本経済新聞 https://t.co/QfIdPl974a

— 横浜町田 (@ykhmcd) August 28, 2024

SRE不動産の良い評判として、囲い込み（両手仲介）をしない点を評価する声が見られました。両手仲介とは、不動産の売主と買主の両方を同じ担当者がサポートして売買契約締結を目指す仲介手法です。この場合、担当者は売主・買主両方の窓口となるため、売主に立場に立った交渉が行いにくくなります。

また、売主と買主の両方から仲介手数料を受け取れることから、自社の顧客で成約しようとしやすくなります。そのため、他社からの物件の問い合わせに対応しにくくなり、場合によっては不動産売却に時間がかかってしまいます。

SRE不動産では専門のエージェントが100％売主の味方をする方針となっており、囲い込み（両手仲介）が行われることはありません。売主の立場に立った売却活動を行ってくれるので売却がスムーズに進みやすいでしょう。

高値でスピード売却できる

今回、持家の売却はSRE不動産にお世話になりました

専任媒介契約ながら、他社の仲介会社にも扱える仕組みゆえ、高値かつスピーディな決着となりました

ノンホルながら、仕組みは合理的で非常に好感持てたのでオススメします pic.twitter.com/AM2uqxYjXt

— すとーむ (@ASTOAM1007) September 18, 2023

SRE不動産の良い評判として、高値でスピード売却できるといった声もありました。このユーザーは専任媒介契約を締結してSRE不動産の売却活動を依頼し、結果的にスムーズに買主が見つかり、しかも高値で不動産を売却できたそうです。

相談から成約までがスピーディかつ高値で売却できるのは、不動産売却を考えている人にとって大きな魅力といえるでしょう。

希望した価格で売却できた

そうなんですよね。
ずっと歪んでいるままなのは政治的な部分が多いのかなと想像しています。不動産業界の闇ですね。
投資物件では無いですが住んでいたマンションを昨年売却した時には、片手取引をコミットしているsre不動産に（旧ソニー不動産）任せ希望額で売却できました。

— セロリ@大家さん始めますた。 (@serori1975) February 20, 2022

SRE不動産に対する良い評判として、希望した価格で不動産を売却できたという声も見られました。このユーザーは片手仲介を行う点に魅力を感じてSRE不動産に売却を任せたところ、希望金額での売却が実現したそうです。

SRE不動産では専任のエージェントが売主の立場に立って売却活動を行ってくれるため、条件通りでの売却が決まりやすいといえます。希望価格通りに売却したい場合や少しでも高額で売却したい場合は、利用を検討してみるといいでしょう。

対応が丁寧で分かりやすい

そろそろ一戸建てを検討しており、土地を探していました。いろんなサイトを調べていろいろ見て回ったときにソニー不動産のサイトにたどり着きました。最初はソニーが不動産！？なんて思っていましたが、いろいろ話をしているうちにすごく丁寧ですごくわかりやすい！と思いました。なんせ初めての大きな買い物でしたので、買う時期、予算、自分の満足いく広さなど全く分かってませんでした。でも、きちんと嫌な顔もせず話を聞いてくださりしっかりとしたアドバイスをくれました。購入が決まっていなくても相談だけでも大丈夫で気軽にお話しすることができました。ソニーは家電だけでなく家、土地の売買もしっかりしていました！
すごくいい！｜みん評

SRE不動産に対する良い評判として、対応が丁寧で分かりやすいことを評価する声も見られました。このユーザーは不動産購入のためにソニー不動産（当時、SRE不動産の前身）を利用したそうですが、どのような質問に対してもしっかりアドバイスをもらえたほか、説明が丁寧で分かりやすかったそうです。

不動産売買は大きなお金が動く取引なので不明点や不安はすべて解消したいものです。親切丁寧に対応してくれるSRE不動産なら安心して不動産売却を任せられるのかもしれませんね。

SRE不動産の利用者の悪い評判・口コミ

次に、SRE不動産に対する悪い評判や口コミを紹介します。

連絡が遅い

SRE不動産、連絡来ねーな。
最初はレスポンス良かったのに。

— 🐥フクちゃん (@fukuchan25) July 25, 2023

SRE不動産に対する悪い評判として、連絡が遅いことを指摘する声が見られました。相談当初こそ連絡がはやかったそうですが、時間が経過するうちにレスポンスが遅くなったとのことです。担当者によって対応の質に違いが生じることはありますが、できるだけ迅速に対応してもらいたいものです。

融通が利かない

以前中古不動産を購入するため、いろいろな不動産業者を介していい物件を探していました。ソニー不動産に紹介された物件を気に入ったので前向きに検討していましたが、スタッフが横柄でマニュアル通りにならないことは一切融通が利きません。欲しいのは中古物件だけなのに、備え付けの家具まで引き取らないと売却できないと言われました。他の業者さんではありえなかったことです。引き取っても捨てるだけなので出費が増えるため強引に断りましたが、今度は見積もりが1か月近くかかったため、我慢の限界だと思いキャンセルしました。
融通がきかない不動産業者｜みん評

SRE不動産に対する悪い評判として、融通が利かないことを指摘する声もありました。このユーザーは、中古物件の購入を考えてソニー不動産を利用したそうですが、スタッフの対応が良くなかったうえに要望に対してほとんど答えようとしなかったとのことです。最終的には見積もりの提示に時間がかかったため、購入をキャンセルしたそうです。

担当者の対応が悪い

エージェント制を売りにしていますが、担当者次第で最悪な取り引きになります。かと言って、担当者の不快な対応や説明不足等々を『責任者』と電話で話したのですが、その対応からしても有能な人材が存在するとは思えませんでした。私は。

それから『買主から手数料を取らない』という売りを何故もっとアピールしないのかも気になりますね。売主としてイライラしっぱなしです。
とりあえずSONYのイメージダウンになりました。
VSONYが好きだったのに台無し。｜みん評

SRE不動産に対する悪い評判として、担当者の対応の悪さを指摘する声も見られました。SRE不動産では専任エージェントが対応してくれますが、エージェント次第で取引は快適にも不快にもなるようです。また、責任者との話でも問題は解決できなかったようで、同社のイメージダウンにつながったとのことです。

どのような不動産会社でもあり得ることですが、担当者との相性が悪い場合は変更を申し出たり、他の不動産会社を利用したりするなどの対策が必要になるでしょう。

売却できる不動産のエリアが狭い

一人で暮らしていた義母が施設に入所することになり、家の売却を任されました。地元の不動産屋だけでなく、全国展開をしている様なところにも相談してみたいと思い、問い合わせたのですが、結果から言えば、利用は叶いませんでした。というのも、義母の家が、サービスエリアではなかったためです。
全国的に名が知られているので、サービスエリアも全国だと勝手に思い込んでしまった私のミスですが、思いのほか、サービスエリアが限られていて、ちょっと意外でした。メールで簡易的な物件価格の査定が出来る様だったので、利用出来なくて、残念です。
サービスエリアは意外に狭い？｜みん評

SRE不動産に対する悪い評判として、不動産を売却できるエリアが狭いことを指摘する声がありました。このユーザーは、義母が所有する不動産の処分のために利用したかったそうですが、所在地がサービスエリア外ということで実際には利用できなかったそうです。

なお、SRE不動産のサービスエリアは、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・兵庫県・京都府・奈良県（順次拡大）となっており、比較的限定的であることを理解しておいたほうがいいでしょう。

SRE不動産を利用して売却するメリット

SRE不動産を利用して不動産を売却するメリットは次のとおりです。

• 100％売主の味方をするエージェント制を導入している
• AIを活用した精度の高い査定を受けられる
• 積極的な売却活動で売り主が見つかりやすい
• 買取保証サービスを利用できる
• 紹介制度を利用できる

100％売主の味方をするエージェント制を導入している

SRE不動産は専任のエージェントが売主の立場に立って売却活動を行います。一般的な不動産会社では、1人の担当者が売主と買主の窓口になるため、売主だけの希望を押し通すような交渉が難しくなります。SRE不動産では売主の希望が最大限尊重されるため、高値での売却やスピーディな売却が実現しやすいでしょう。

AIを活用した精度の高い査定を受けられる

SRE不動産では最新のAI技術を不動産査定に活用しています。豊富な不動産売却のノウハウや市場のデータなどを学習させたAIによる査定サービスは、高精度での査定金額の提示が可能です。そのため、手軽に査定金額を把握できるほか、エージェントが自宅を訪問することなく不動産売却の相談ができます。

積極的な売却活動で売主が見つかりやすい

SRE不動産では高額かつスピーディな売却を実現できる仕組みを導入しています。売主の不動産情報を制限せずにほかの仲介会社に広く紹介しており、広告掲載量を最大化します。物件情報が広まりやすく主を発掘しやすいのが魅力です。

また、販売図面にはカラーを豊富に使うため、不動産の良さをアピールしやすいのも特徴です。購入希望者が不動産のイメージをつかみやすいので反響が大きくなりやすい傾向にあります。さらに、内見時の顧客からの声や要望を売主に還元しており、より適した売却戦略を立てやすくなります。

買取保証サービスを利用できる

SRE不動産では買取保証サービスも利用できます。一定期間に仲介売却が成約に至らなかった場合、不動産をSRE不動産が買い取ってくれます。そのため、ほぼ確実に不動産を売却できます。ただし、買取保証には条件があるので事前に確認しておくことをおすすめします。

紹介制度を利用できる

SRE不動産では過去に成約または媒介契約を締結した顧客が利用できる紹介制度を設けています。不動産売却を検討している家族や知り合いなどを紹介し、その不動産が成約に至った場合、次の謝礼を受け取れます。

• 成約価格が5,000万円未満：紹介料最大5万円
• 成約価格が5,000万円以上1億円未満：紹介料最大10万円
• 成約価格が1億円以上の場合：紹介料最大20万円

SRE不動産を利用して売却するデメリット

一方、SRE不動産を利用して不動産を売却するデメリットは次のとおりです。

• 売却できる不動産のエリアが限定される
• 担当者によって対応が異なる
• 売却実績が少ない

売却できる不動産のエリアが限定される

SRE不動産では不動産の売却を依頼できるエリアが限定的です。オフィスは東京都と横浜、大阪にしかなく、以下のエリアの不動産査定にしか対応していません。

• 東京都
• 神奈川県
• 千葉県
• 埼玉県
• 大阪府
• 兵庫県
• 京都府
• 奈良県

※2024年12月時点

そのため、上記エリア以外にある不動産の売却は難しいでしょう。

担当者によって対応が異なる

口コミや評判でも紹介したとおり、担当エージェントによって対応の質にバラる月があります。不動産売却は担当者の力量が大きく影響するため、場合によっては他の不動産会社の担当者と比較したり、別の担当者に変更を申し出たりしたほうがいいでしょう。

売却実績が少ない

SRE不動産は売却実績が少ない点もデメリットとなります。SREホールディングスが発表している決算資料によれば、SRE不動産事業の2024年3月期の売上は約201億円となっています。

一方、公益財団法人不動産流通推進センターが発表している不動産業統計集では、不動産流通の取扱高のデータが記載されていますが、不動産会社大手（三井不動産、東急リバブル、住友不動産販売、野村不動産など）と比較するとかなり少ない状況です。

参考：2024年3月期決算説明資料｜SREホールディングス

参考：2024年不動産業統計集 3．不動産流通｜公益財団法人不動産流通推進センター

SRE不動産の利用がおすすめできる人

SRE不動産の利用がおすすめできるのは以下に該当する人です。

• 売却サポートが充実した不動産会社を利用したい人
• 首都圏・関西圏の不動産を売却したい人
• 幅広く買主を探したい人
• 両手仲介を利用したくない人
• 上場企業の安心感が欲しい人

売却サポートが充実した不動産会社を利用したい人

売却サポートが充実した不動産会社を利用したい場合はSRE不動産がおすすめです。SRE不動産は専任エージェントが売却の相談から売却活動までしっかりサポートします。売主の立場に立って対応してくれるため、高値かつスピーディに不動産を売却できるでしょう。

首都圏・関西圏の不動産を売却したい人

首都圏や関西圏の不動産を売却したい場合もSRE不動産をおすすめします。SRE不動産では、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・兵庫県・京都府・奈良県の不動産査定に対応しています。

対象エリアの不動産を所有している場合は、SRE不動産のAI査定を利用したり、売却について問い合わせたりしてみるといいでしょう。

幅広く買主を探したい人

買主を幅広く探したい場合もSRE不動産はおすすめです。SRE不動産では売主の不動産情報をできるだけ多く宣伝できるような売却活動を行います。多くの購入希望者の目に不動産情報が振れる可能性が高いため、成約につながりやすいでしょう。

両手仲介を利用したくない人

両手仲介を利用したくない場合もSRE不動産を利用しましょう。SRE不動産では専任エージェントが売主のみの窓口となって売却活動に対応します。原則として、買主側の業務を行うことがないため、自社の買主を優先することはありません。

上場企業の安心感が欲しい人

上場企業が運営するという安心感が欲しい場合もSRE不動産はおすすめです。SRE不動産はSREホールディングス株式会社が運営しており、東証プライム市場に上場しています。

SRE不動産の利用がおすすめできない人

SRE不動産をお勧めできないのは次に該当する人です。

• 地方の不動産を売却したい人
• 特殊な不動産を売却したい人
• 仲介実績を重視したい人

地方の不動産を売却したい人

SRE不動産の不動産査定エリアは限定されており、ほぼ首都圏と関西圏だけとなります。それ以外の地域にある不動産を売却したくても相談するのは難しいでしょう。

特殊な不動産を売却したい人

特殊な不動産を売却したい場合もSRE不動産はおすすめできません。SRE不動産の公式サイトには、不動産売買の取扱種別が記載されています。

• マンション（1室、複数）
• 一戸建て、2世帯住宅
• 土地、駐車場
• 収益用不動産（アパート、マンション、ビル、店舗など）

そのため、底地や農地といった特殊な不動産の売却には対応できない可能性が高いでしょう。このような不動産の売却は専門の買取業者を利用して売却することをおすすめします。

仲介実績を重視したい人

仲介実績を重視して不動産会社を選びたい場合もSRE不動産はおすすめできません。他の大手不動産会社と比較した場合、SRE不動産の仲介実績はまだまだ至らないといえます。実績豊富な大手不動産会社を優先したい場合はSRE不動産を選択するのが難しいでしょう。

SRE不動産で不動産売却する際の流れ

最後に、SRE不動産を利用して不動産を売却する流れを紹介します。

不動産売却について相談

まずは、不動産売却について相談します。相談はWebサイトもしくは電話で問い合わせます。相談は無料のため、気軽に問い合わせてみましょう。

査定・媒介契約締結

次に、不動産の査定を行います。査定は、豊富なデータベースをもとにした机上査定と実際に部屋を訪問して正確な査定額を算出する訪問査定があります。

提示された査定額とSRE不動産独自の売却方法の説明に納得できれば、媒介契約を締結します。媒介契約には「専属専任媒介」「専任媒介」「一般媒介」の3種類があるため、希望に合った契約形態を選択しましょう。

売却活動

媒介契約締結後は売却活動に移ります。SRE不動産では不動産情報を幅広く周知するため、内見数が増えやすい傾向にあります。

申し込み・売買契約

買主からの申し込みがあれば条件の調整などを行い、売買契約を締結します。この状況で専任エージェントは売主側の立場で交渉してくれるため、希望条件を満たした契約が結べる可能性が高くなります。

売買契約時には重要事項説明書の読み合わせや契約書の説明があり、内容に合意できれば署名・捺印を行い、手付金・関係書類の引き渡しが行われます。

残代金受領・引き渡し

その後は、住宅ローン完済の手続きや抵当権の抹消、引っ越しなどを行い、買主から残代金を受領して引き渡しとなります。

まとめ

SRE不動産は専任エージェント制を導入した不動産会社で売主の立場に立った交渉を行ってくれます。そのため、売主の希望条件を満たした売却が実現しやすいのが魅力です。

また、AIを活用した査定サービスや買取保証制度、紹介制度も利用可能です。首都圏や関西圏で所有する不動産の売却を考えている場合は、SRE不動産の利用を検討してみてください。