SBI新生銀行住宅ローンの口コミや評判は?メリット・デメリットも解説

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SBI新生銀行住宅ローン

最近ではさまざまな金融機関で住宅ローンが提供されており、ユーザーはさまざまな選択肢から利用する住宅ローンを決めることになります。

その際に参考にしたいのが、利用者または利用を検討している方の口コミや評判です。借入条件や保障、特典が充実していても、口コミの内容によっては利用を避けた方がいいケースもあります。

今回はSBI新生銀行住宅ローンの口コミや評判について紹介します。加えて、同住宅ローンのメリットやデメリットも解説するので、参考にしてください。

SBI新生銀行の利用条件

SBI新生銀行住宅ローンの利用条件は以下の通りです。

年齢 借入申込時の年齢が20歳以上65歳以下、完済時年齢が80歳未満であること※
収入 前年度税込年収が300万円に上の正社員または契約社員の方、自営業の場合は2年平均300万円以上の所得(経費控除後の金額)があること
勤続年数 給与所得者は連絡就業2年以上、自営業者は業歴2年以上
借入金額 500万円以上3億円以下(10万円単位)※
物件の価値 対象物件にSBI新生銀行を第一順位とする抵当権を設定できる方

※ガン団信を選択する場合は、借入時の年齢条件は満50歳未満
※長期固定金利タイプまたはステップダウン金利タイプを選択する場合は、借入時の返礼条件が59歳未満
※ステップダウン金利タイプを選択する場合の借入金額は、2,000万円以上3億円以下(10万円単位)

SBI新生銀行住宅ローンの特徴

SBI新生銀行住宅ローンの特徴は以下の通りです。

  • 金利タイプは4種類
  • 金利や諸費用の安さ
  • 柔軟な審査

それぞれ詳しく解説します。

金利タイプは4種類

SBI新生銀行住宅ローンの金利タイプは、以下の4種類から選択できます。

  1. 変動金利
  2. 当初固定金利
  3. ステップダウン金利
  4. 長期固定金利

変動金利

変動金利は、市場の金利の動きに連動して上下するタイプの金利です。金利が低下するときには借り手にとって有利になりますが、金利が上昇すると返済額が増えるリスクもあります。金利動向を常に追っているような人にとってはメリットが大きいです。

当初固定金利

当初固定金利は、契約してから一定期間は固定金利が適用され、金利適用期間が終了した後に変動金利が適用される金利タイプです。手数料定率型と手数料定額型の2種類に分類され、それぞれ適用される金利が異なります。

ステップダウン金利

ステップダウン金利とは、一定の返済期間内において借入金利が低くなりながら変動する金利タイプを指します。借入から10年経過後5年ごとに金利が下がっていくのが特徴です。

長期固定金利

長期固定金利は、長期間(21年以上)金利が変動しないタイプのことをいいます。こちらも手数料定率型と手数料定額型があり、どちらを選択するかによって適用される金利の利率が異なります。

住宅ローンの金利の選択肢が多く、利用者が状況や希望に応じて選びやすいのが、SBI新生銀行住宅ローンの特徴の1つです。

金利や諸費用の安さ

SBI新生銀行住宅ローンでは金利や諸費用の安さに特徴があります。特に金利水準は業界でも最低水準といえるほど低く設定されています。

例えば、2024年5月時点における、各金融機関の変動金利のランキングは以下のようになります。

  1. SBI新生銀行:年0.290%※キャンペーン金利
  2. 住信SBIネット銀行:年0.298%
  3. PayPay銀行:年0.315%
  4. auじぶん銀行:年0.319%
  5. りそな銀行:年0.340%

他にも、10年固定金利タイプや20年固定金利タイプも業界最安、35年固定タイプは業界5番目の低さとなっているなど、住宅ローンの金利がかなり低いのは利用者にとってうれしい特徴といえます。

また、住宅ローンの契約に必要な事務手数料は55,000円からで、こちらも業界内でトップクラスの安さを誇ります。さらに、保証料や団体信用生命保険の手数料、一部または全額繰上返済手数料などは、すべて0円となるため、住宅ローンの利用・返済にかかる費用を大幅に抑えられます。

柔軟な審査

住宅ローンの金利が低い場合、審査は厳しくなるのが一般的ですが、低金利のSBI新生銀行では、申込者ごとに柔軟な審査を実施しています。

例えば、旧耐震基準の住宅を購入したい場合や、申込者が転職の直前・直後の場合、申込者が給与所得者ではなく、自営業や法人役員といった場合、審査が通りにくくなるのが一般的ですが、SBI新生銀行では融資を受けられる可能性があります。

購入物件や申込者の事情によって審査を通過するのが難しいと考えている場合は、SBI新生銀行に相談してみるといいでしょう。

SBI新生銀行住宅ローンの概要

SBI新生銀行住宅ローンの概要は以下の通りです。

借入金額

500万円以上3億円以下(10万円単位)※1

借入期間

5年以上35年以内(1年単位)※2

金利タイプ

・変動金利(半年型)タイプ
・当初固定金利タイプ
・長期固定金利タイプ
・ステップダウン金利タイプ

金利プラン

・手数料定額型
・手数料定率型

事務手数料

手数料定額型の金利タイプまたはステップダウン金利タイプを選択した場合は以下の通り

パワースマート住宅ローン

55,000円(税込)

パワースマート住宅ローン安心パックW(ダブル)、パワースマート住宅ローン安心パックS

110,000円(税込)

手数料定率型の金利タイプを選択した場合は以下の通り

パワースマート住宅ローン

借入金額の2.2%(税込)

団信

・団体信用生命保険(一般団信)※3
・がん保障特約付リビング・ニーズ特約付団体信用生命保険(ガン団信)

※1 ステップダウン金利タイプを選択する場合の借入金額は、2,000万円以上3億円以下
※2 長期固定金利タイプまたはステップダウン金利タイプを選択する場合の借入期間は21年以上35年以内(1年単位)
※3 一般団信には団体信用介護保障保険(安心保障付団信)を無料で付帯可能

SBI新生銀行住宅ローンの金利

SBI新生銀行住宅ローンの金利を紹介します。

変動金利または当初固定金利の金利(手数料定率型)

変動金利または当初固定金利の金利(手数料定率型)は以下の通りです。※キャンペーン金利ではなく、通常金利です。

金利タイプ 当初借入金利
変動金利(半年型) 年0.42%
当初固定金利1年 年0.75%
当初固定金利3年 0.65%
当初固定金利5年 年0.70%
当初固定金利7年 年0.80%
当初固定金利10年 年0.95%
当初固定金利15年 年1.20%
当初固定金利20年 年1.35%

手数料定額型の金利

手数料定額型の金利は以下の通りです。

金利タイプ 当初借入金利
変動金利(半年型) 年0.65%
当初固定金利1年 年0.90%
当初固定金利3年 0.80%
当初固定金利5年 年0.85%
当初固定金利7年 年0.95%
当初固定金利10年 年1.10%
当初固定金利15年 年1.35%
当初固定金利20年 年1.50%

※ガン団信に加入する場合は、選択した金利タイプの金利に0.1%上乗せ

ステップダウン金利の金利

ステップダウン金利の金利は以下の通りです。

金利タイプ 借入金利
25年もの(21年~25年)1年~10年 年1.50%
25年もの(21年~25年)11年~15年 年1.35%
25年もの(21年~25年)16年~20年 年1.20%
25年もの(21年~25年)21年~25年 年1.05%
30年もの(25年~30年)1年~10年 年1.60%
30年もの(25年~30年)11年~15年 年1.44%
30年もの(25年~30年)16年~20年 年1.28%
30年もの(25年~30年)21年~25年 年1.12%
30年もの(25年~30年)25年~30年 年0.96%
35年もの(30年~35年)1年~10年 年1.70%
35年もの(30年~35年)11年~15年 年1.53%
35年もの(30年~35年)16年~20年 年1.36%
35年もの(30年~35年)21年~25年 年1.19%
35年もの(30年~35年)26年~30年 年1.02%
35年もの(30年~35年)31年~35年 年0.85%

※ステップダウン金利は借入から10年経過後に5年ごとに適用金利引き下げ
※ステップダウン金利選択時はガン団信への加入不可

長期固定金利タイプ(手数料定率型)の金利

長期固定金利タイプ(手数料定率型)の金利は以下の通りです。

金利タイプ 借入金利
21年~25年 年1.35%
26年~30年 年1.45%
31年~35年 年1.55%

長期固定金利(手数料定額型)の金利

長期固定金利(手数料定額型)の金利は以下の通りです。

金利タイプ 借入金利
21年~25年 年1.50%
26年~30年 年1.60%
31年~35年 年1.70%

SBI新生銀行住宅ローンの団信の解説

SBI新生銀行住宅ローンには、次に挙げる団信が用意されています。

団信種類 団体信用生命保険(一般団信) がん保障特約付、リビング・ニーズ特約付団体信用生命保険(ガン団信) 団体信用介護保障保険(安心保障付団信)
加入の是非 必須 任意 任意
上乗せ金利 なし 年0.1%上乗せ なし
年齢条件 加入年齢20~65歳、ローン完済時80歳未満 加入年齢20~49歳、ローン完済時80歳未満 加入年齢20~65歳、ローン完済時80歳未満
保障上限額 2億円 1億円 1億円

※ステップダウン金利提供時にはガン団信への加入不可
※ガン団信は借入金額が1億円を超える場合は選択不可

団体信用生命保険(一般団信)

団体信用生命保険(一般団信)は、保険期間中に契約者が死亡または高度障害状態になった場合、住宅ローン残高がすべて保障される(残高が0円になる)団信です。

がん保障特約付リビング・ニーズ特約付団体信用生命保険(ガン団信)

がん保障特約付リビング・ニーズ特約付団体信用生命保険(ガン団信)は、契約者が所定のがんに罹患したと医師から診断確定された場合、もしくは余命6ヶ月以内と新三田された場合に、住宅ローン残高が保障される団信です。

なお、ガン団信を選択した場合、一般団信の保障内容も付帯されます。ガン団信の利用には年0.1%の金利上乗せが必要です。

団体信用介護保障保険(安心保障付団信)

団体信用介護保障保険(安心保障付団信)とは、保険期間中に契約者が特定の症状ではなく、不慮の事故などによって要介護となった場合に、住宅ローン残高が保障される団信です。安心保障付団信を選択する場合は、同時に一般団信への加入が必要です。

住宅ローン残高が保障されるには、介護状態の条件(所定の介護状態)が設定されており、歩行・衣服の着脱・入浴・食物摂取・排せつの5項目の状況に応じたローン残高の保障が実施されるかどうかが決まります。

SBI新生銀行住宅ローンのメリット

SBI新生銀行住宅ローンの利用には、以下のメリットがあります。

  • ステップダウン金利を利用できる
  • 頭金を用意すれば金利優遇あり
  • 事務手数料や安く諸費用の多くが無料
  • 団信のラインナップが充実している
  • 安心保証付団信を金利上乗せなしで利用可能
  • 審査が1回で完了する
  • 旧耐震基準や転職前後などでも申し込み可能

それぞれ詳しく解説します。

ステップダウン金利を利用できる

SBI新生銀行住宅ローンでは、ステップダウン金利タイプの住宅ローンを利用可能です。

初回借入から10年が経過した後に金利が下がり、以降5年経過ごとにさらに金利が下がっていきます。具体的には、借入スタート時から10年が経過すると、スタート時の金利の90%に金利が引き下げられます。さらに5年が経過すればスタート時の80%、次の5年でスタート時の70%、10%の割合で金利が下がっていきます。

マーケットでの金利上昇へ不安を感じる場合や、長期固定金利選択時に金利が下がって損するのが嫌な場合、将来の返済月額を減らしたい場合に向いています。ただし、ステップダウン金利を利用する場合、ガン団信には加入できないほか、借入期間中に他の金利タイプに変更できない点には注意が必要です。

利用の是非については慎重に検討して判断しましょう。

頭金を用意すれば金利優遇あり

SBI新生銀行住宅ローンでは、自己資金(頭金)の割合によって金利優遇を受けられます。

住宅を自己資金10%以上(借入金額が購入物件の諸費用を除く購入価格の合計額に対して90%以内の場合)の場合、住宅ローンの借入金利が年0.05%優遇されます。

金利優遇が適用される対象の金利タイプは以下の2つです。

  • 当初固定金利
  • 長期固定金利

なお、当初借入金利適用期間が終了した後は、金利の優遇は終了となります。

上記の金利優遇を受けられれば、固定20年タイプの金利水準が他の金融機関と比較してもトップクラスの低さになるため、住宅ローンをお得に利用できるようになります。

事務手数料も割安となっているため、固定20年タイプの借入を検討している場合は、SBI新生銀行住宅ローンを選択肢に含めた方がいいでしょう。

事務手数料が安く諸費用の多くが無料

SBI新生銀行住宅ローンでは事務手数料や関連する諸費用の多くが無料です。

手数料定額型を選択した場合、事務手数料は55,000円からとなります。一般的なネット銀行での事務手数料は借入金額の2.2%に設定されているケースが多く、他行と比較してかなり安く設定されています。

また、住宅ローンが返済できなくなった場合に、金融機関が保証会社から返済を受けるために必要な保証料が0円のほか、一部繰り上げ返済手数料、団体信用生命保険料も0円です。電子契約を選択した場合は印紙代がかからないほか、住宅ローンを利用している間はセブン銀行ATMやE-netのATM、ローソン銀行ATMなどの複数のATMでの出金手数料が無料になります。

住宅ローンの借入時や借入後にかかる経費を節約しやすいため、お金の負担を少しでも減らしたい方にはおすすめです。

団信のラインナップが充実している

SBI新生銀行住宅ローンでは、団信のラインナップが充実しています。

一般団信は金利の上乗せなしで利用できるほか、ガン団信に関しては金利上乗せ年0.1%だけで、一般団信の内容に加えてがんと診断された場合の住宅ローン残高の保障を受けられます。

また、病気ではなく不慮の事故によって介護が必要になった場合に備えられる安心保障付団信は、金利の上乗せなしで利用可能です。所定の介護状態で要介護3と診断された場合、もしくは要介護状態が180日以上続いた場合には、住宅ローン残高が全額保障されるのが特徴です。

万一の場合に備えられる団信の種類が豊富であり、かつ保障される範囲が広いため、安心して住宅ローンを利用できるでしょう。

安心保障付団信を金利上乗せなしで利用可能

上記で解説した安心保障付団信は、金利の上乗せなしで利用できる団信です。保障の範囲が広い団信に加入する場合、年0.1%~0.3%程度の金利上乗せが必要になるのが一般的です。

病気ではなく不慮の事故に対して金利上乗せなしで備えられるのは、SBI新生銀行住宅ローンの団信の大きな魅力といえます。

審査が1回で完了する

SBI新生銀行住宅ローンでは、審査が1回で完了します。

一般的な住宅ローンでは、仮審査と本審査が実施されます。
SBI新生銀行住宅ローンでも希望者には仮審査を行っていますが、通常の申し込みではすぐに本審査が実施されます。そのため、同住宅ローンでは審査にかかる時間を大幅に省けます。

一方で、本審査しか行われないことから、審査に臨む段階で必要な書類をすべて準備しなければなりません。また、本審査に通過した場合、そのまま契約となるため、他行の住宅ローンもあわせて検討している場合は、他行の仮審査を済ませておく必要があります。

旧耐震基準や転職前後などでも申し込み可能

SBI新生銀行住宅ローンでは、旧耐震基準や転職前後といった申込者の事情に合わせた柔軟な審査を行います。繰り返しになりますが、金利が低いローン(住宅ローンを含む)を利用する場合、審査は厳しくなる傾向にあります。

特徴的な物件の購入や、転職前後・未婚者・単身者といった申込者の属性に不安があり他行では取り扱いに困るようなケースでも、審査に対応しているのが特徴です。さらに、住宅ローンに関する相談や質問が必要な場合、電話やビデオ通話、対面など、さまざまな方法に対応しているのも同住宅ローンを利用するメリットです。

審査へのハードルが良い意味で低く、サポート体制が充実しているなど、幅広い方に取って利用しやすい住宅ローンといえるでしょう。

SBI新生銀行住宅ローンのデメリット

SBI新生銀行住宅ローンの利用には、以下のデメリットがあります。

  • 5年ルール・125%ルールは適用されない
  • 手数料が定額ではないプランもある

それぞれ詳しく解説します。

5年ルール・125%ルールは適用されない

SBI新生銀行住宅ローンでは、変動金利利用時における5年ルールや125%ルールが適用されません。メリットとデメリットの両方がありますが、まずはこれらのルールについて解説しましょう。

5年ルール

5年ルールとは、変動金利の住宅ローンを利用している間に金利が変動した場合でも、月ごとの返済額が5年間は変わらないとするルールのことです。

125%ルール

125%ルールとは、金利が急に上昇した場合でも、その直前の返済月額の125%までしか返済額が変わらないとするルールです。

5年ルール・125%ルールが適用されないことのデメリット

SBI新生銀行住宅ローンではこれらのルールが適用されないため、市場の金利が急激に上昇した場合、返済額に大きく影響する恐れがあります。状況によっては返済額の負担が大きくなるケースもあるため、住宅ローンの借入金額や利用する金利タイプについては慎重に検討・判断する必要があるでしょう。

5年ルール・125%ルールが適用されないことのメリット

ただしいくら5年ルールや125%ルールが適用されて毎月の返済額が変わらなかったとしても、住宅ローンを返済期間中に完済する義務は免れません。ここがポイントです。

上昇した金利のために生じた未返済分は、どちらにしろ住宅ローン契約の終盤に返済を求められます。総返済額は変わらないのです。これらのルールによってあと倒しした結果、最後の最後に予想以上の金額の請求があるかもしれないのです。

5年ルール、125%ルールはその時点で一時的に「急激な変化」を抑制するための仕組みであって、「総返済額を減らす」仕組みではありません。したがって、ツケを後に回した結果、最後にデメリットがある、ということも忘れてはいけません。

手数料が定額ではないプランもある

SBI新生銀行住宅ローンでは手数料が安く設定されていると解説しましたが、手数料が定額ではないプランもあるため、その点には注意が必要です。ただし他行と同等であり、他行よりも手数料が高いことはありません。

手数料定率型を選択した場合、手数料は借入金額の2.2%となります。例えば、3,000万円の借入を行った場合、66万円の手数料が発生します。金額だけを比較すると、手数料定率型を選択した方が、負担が大きくなるように見えます。

ただし、変動金利が完済まで変わらないと仮定して、借入金額3,000万円、返済期間35年の住宅ローンを利用した場合、支払総額は手数料定率型の方が約700万円も安くなります。つまり、手数料定額型を利用すると初期費用は大幅に低減できますが、利息が多く発生するので支払総額が高くなるのです。

手数料プランには2種類あるため、それぞれの支払総額をシミュレーションし、どちらを選択する方が得になるのか、見極める必要があるでしょう。

利用者・検討者の口コミや評判

ここでは、SBI新生銀行住宅ローンを利用している人や利用を検討している人の口コミや評判を紹介します。

同住宅ローンの利用を考えている場合は、参考にしてください。

金利が低い

「住宅ローンの金利が低い」
「金利の優遇措置も充実している」

利用者の声として多く見られたのが、金利が安いというものでした。

前述の通り、変動金利や固定10年、固定20年の金利水準は、業界内でも最低レベルの低さとなっています。借入後の金利変動については予測が付きにくいですが、現状の金利が長期間継続されると仮定した場合、他の住宅ローンと比較してお得に利用できるといえます。

また、自己資金を10%以上用意できる場合は、年0.05%の金利優遇が受けられるのも同住宅ローンの魅力となっています。

店舗への来店の必要がなく手続きがスムーズ

「申し込みから契約まですべて在宅で対応できた」
「来店の必要がなく、電話と書類の送付だけで手続きが完了した」

店舗への来店が必要なく、必要な手続きがスムーズに完了したという利用者の声も多く見られました。SBI新生銀行住宅ローンは店頭での申し込みのほか、電話やインターネットでの申し込みにも対応しています。

インターネットからの申込では、審査の申し込みから必要書類の提出、契約手続きまでをスマートフォンやパソコンで完了できるため、平日の日中に時間が取りづらい人でも利用しやすいでしょう。

また、住宅ローンに関する相談もインターネットやビデオ通話、電話で行えます。

手数料が安い

「事務手数料が安くて助かっている」

利用者の声として、事務手数料の安さを評価する反応も多く見られました。

手数料には定額型と定率型があり、定額型を選択した場合の手数料は55,000円からとなります。他行に比べてかなり安く抑えられるのは、同住宅ローンの魅力の1つです。

ただし、前述の通り、借入金額や借入期間によっては定率制を選択した方がコストダウンになるケースもあるため、事前の確認が必要です。

郵送申込は準備する書類が多い(アップロードがおすすめ)

利用者の声として、「郵送が必要な書類が多く、手間がかかった」というものがありました。現在はほぼ画像アップロードで手続きが済むため、あくまでも郵送での手続きを選んだ場合ですが、利用者の不満の声として、郵送する書類が多いという反応がありました。

これはSBI新生銀行ではすぐに本審査を行うためです。そのため、審査の申し込みの段階で関連するさまざまな書類を提出する必要があります。

申込者によって書類が異なるケースもあるため、事前に確認して準備しておきましょう。

SBI新生銀行の住宅ローン申込手順

SBI新生銀行住宅ローンの申込手順は以下の通りです。

  1. 審査を申し込む
  2. 必要書類を提出する
  3. 審査結果の通知と契約手続きを行う
  4. 抵当権の設定確認と登記を行う
  5. 住宅ローンが融資される

それぞれ詳しく解説します。

1.審査を申し込む

まずは審査に申し込みます。

Web申し込みでは、SBI銀行のWebサイトにある[審査申込]から手続きを行い、郵送での手続きでは、請求した資料に同封された申込書を郵送するか、SBI銀行Webサイトから申込書をダウンロードして郵送しましょう。

2.必要書類を提出する

申し込みが完了したら、続けて必要書類の提出を行います。

申し込みから約5営業日を目安に審査に必要な書類の案内が郵送されるので、Webからなら[住宅ローン マイページ]にログインして必要書類をアップロードします。郵送の場合は、銀行から郵送される返信用封筒を利用して、必要書類を返送しましょう。

なお、申し込み時点でSBI銀行の口座を持っていない場合、住宅ローン審査の過程で総合口座が開設され、キャッシュカードと暗証番号通知書が郵送されてきます。

3.審査結果の通知と契約手続きを行う

審査が完了したら、SBI銀行から電話もしくは郵送で結果の通知が行われます。

審査に通過できた場合は契約に関する動画を視聴し、電話にて同行の担当者と借入金額や借入期間、金利タイプなどの打ち合わせを行って、契約内容を確定します。

契約手続きは電子契約サービスにて実施されます。なお、電子契約には同行から送信される手続きに関するSMSと郵送物が必要になります。

4.抵当権の設定確認と登記を行う

契約内容が確定したら、融資実行日前までに抵当権の設定確認と登記を行います。

同行指定の司法書士が引渡しに立ち合い、登記手続きや第一順位の抵当権設定登記手続きが可能か確認されます。

司法書士からSBI銀行への連絡により登記可能との確認が取れれば、その連絡をもとに融資が実行され、司法書士は法務局で登記手続きを行います。

5.住宅ローンが融資される

契約手続きと抵当権の抹消などが無事に行われたら、以前に確定した内容で決定した日に住宅ローンが振り込まれます。

まとめ

SBI新生銀行住宅ローンは、金利水準が業界最安レベルとなっています。また、将来的に金利が下がるステップダウン金利を利用できたり、10%以上の自己資金で金利優遇を受けられたりするなど、低金利の恩恵を受けやすい住宅ローンといえます。

さらに、団信のラインナップの充実ぶりや、柔軟な審査に対応可能など、利用者にとってメリットの多い住宅ローンでもあります。

金利をできるだけ抑えて住宅ローンを利用したいと考えている場合は、SBI新生銀行住宅ローンの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

SBI新生銀行の住宅ローンはこんな方に最適

SBI新生銀行住宅ローンは以下に該当する方に向いています。

  • 長期固定型ローンを低金利で借りたい方
  • 諸費用をできるだけ抑えたい方
  • 万一に備えられる住宅ローン(安心パック)を利用したい方
  • 対面やオンライン、電話など自由に相談できる住宅ローンを利用したい方
  • 他の金融機関では申し込みできなかった方

SBI銀行は変動金利が最低水準ですが、長期固定型金利もかなりの低水準となっています。長期固定金利を安く利用したい方にはおすすめです。またリアル店舗があるため、対面で担当者と話し合いながら手続きが進められる安心感は住宅ローンとしての大きいメリットです。

事務手数料が安いほか、保証料や一部繰り上げ返済手数料が無料になるなど、諸費用を安く抑えたい場合にも向いている住宅ローンといえるでしょう。

団信の内容が充実しているので、万一にしっかり備えたい方にもおすすめできるほか、オンラインで手続きが完了できるため、仕事や育児などで時間を取るのが難しい方でも利用しやすいでしょう。

審査が柔軟という特徴もあるため、他行での申し込みを断られている方にもおすすめです。

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