徳島県で防水工事の見積もり依頼したい方は必見!おすすめ業者や補助金などを紹介
徳島県は全面積の約8割を山地が占めており、中国山地の北側と南側で気候が異なるのが特徴です。全体的に温暖な気候ですが、山地では梅雨や台風の影響により記録的な大雨になる地域もあります。
大雨や強風は建物に大きな影響を及ぼす恐れがあり、外壁やバルコニーにひび割れが生じると雨漏りや浸食による被害が発生してしまいます。定期的なメンテナンスを行っていると住宅を長く維持することができるので、自治体の補助金制度などを活用して早めに防水工事を行うと良いでしょう。
この記事では、徳島県で防水工事を依頼したい方のために、料金相場や補助金、信頼できる業者などを紹介します。徳島県で防水工事を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
徳島県の防水工事にかかる費用相場
徳島県の防水工事にかかる費用相場は、工事の種類や規模によって異なりますが、一般的には以下のような目安があります。
工法 | 相場 | 耐用年数 |
---|---|---|
ウレタン防水 | 7,500円/㎡ | 10年~15年 |
シート防水 | 8,000円/㎡ | 10年~15年 |
FRP防水 | 9,000円/㎡ | 10年~15年 |
アスファルト防水 | 8,000円/㎡ | 20年~30年 |
これらの単価には、下地処理や補修、ドレンや脱気筒の設置、発生材処分費などの付帯工事費用が含まれていません。また、工事する場所や状況によっては、通気緩衝工法や機械固定工法などの特殊な工法を採用する必要がある場合もあります。その場合は、単価が高くなる可能性があります。
したがって、防水工事の費用相場を知るためには、具体的な工事内容や見積もりを複数の業者から取得することがおすすめです。本記事では、徳島県で防水工事を行っている業者の一覧や評判も紹介しているので、参考にしてください。また、より工事費用を抑えたい場合は、複数の防水工事業者への一括見積もりサービスも有効です。
防水工事は建物の耐久性や快適性に大きく影響する重要な工事です。適切な工法や塗料を選び、信頼できる業者に依頼することで、長期的に安心して暮らすことができます。
徳島県の防水工事に使える補助金制度
- 徳島県徳島市 住宅リフォーム支援事業
- 徳島県鳴門市 住宅安心リフォーム支援事業
- 徳島県吉野川市 しあわせ住まいづくり支援事業
徳島県徳島市
徳島市住宅リフォーム支援事業
徳島市では、市内の施工業者を利用して住宅のリフォーム工事を行う方に補助金を提供しています。申し込む条件に応じて区分が設定されているので、申請前に必ず該当区分を確認してください。
対象工事
徳島市内にある住宅の以下のような工事に補助金が受けられます。
- 住宅の修繕、補修、模様替え、増築(10㎡以内)等の工事…天井・壁紙・床・タイル等の張替え工事、部屋の間取り変更工事(ワークスペース設置を除く)など
- 住宅の耐久性を高める工事…外壁の張替え・塗装・補修工事、屋根のふき替え工事、防水工事など
- 住宅の安全上又は防災上必要な工事…バリアフリー工事、防火・耐火工事、補強工事など
- 住宅の居住性を良好にするための工事…システムキッチン工事、床暖房工事、断熱工事、防音工事、窓や扉などの取替え工事など
- 住宅の衛生上必要な工事…ユニットバス・洗面台等の取替え工事、トイレの改修工事など
- 住宅と一体となって住環境を向上させるための外構工事(庭園工事は除く)…門扉・門柱、塀等の設置工事、カーポートの設置工事など
- その他の工事…建物と一体となる家具・建具工事、サンルーム設置工事など
徳島市内の施工業者が行う工事で、補助金の支給決定後に着手し令和6年3月1までに実績報告ができる工事に限ります。
助成金額
申し込む条件に応じて以下の区分が設定されています。
- 区分A…市内に令和4年4月1日以前から住所を有するもので自己の所有する住宅の長寿命化を図るためにリフォーム工事を行う場合
- 区分B…徳島市立地適正化計画に定める居住促進区域に移住し、実績報告の日から3年以上定住する者で、当該区域内に存在する中古住宅を令和4年4月1日以降に購入しリフォーム工事を行う場合
- 区分C…徳島市中心市街地活性化基本計画に定める中心市街地の区域かつ徳島市立地適正化計画で設定する居住促進区域に移住し、実績報告の日から3年以上定住する者で、当該区域に存在する中古住宅を令和4年4月1日以降に購入しリフォーム工事を行う場合
区分ごとの補助金額は以下の通りです。
- 区分A…補助対象経費の10%相当額、上限10万円
- 区分B…補助対象経費の20%相当額、上限20万円
- 区分C…補助対象経費の30%相当額、上限30万円
対象者・支給条件
以下の要件をすべて満たす方が補助金支給の対象となります。
- 市町村税(市民税、固定資産税、軽自動車税、都市計画税など)を滞納していない人
- 下記の対象となる住宅を所有している人
- 過去に「新生活様式対応住宅リフォーム支援事業」において補助金の交付を受けていない人
- 過去に「徳島市住宅リフォーム支援事業」において補助金の交付を受けていない人
- 共有名義の住宅については、共有者のうち一人に補助します
- 令和4年4月1日以前から引き続き、徳島市内に居住し、かつ、住民登録している人(区分Aのみ)
また、対象となる住宅は以下の通りです。
- 区分A…徳島市内に現に所有し、自ら居住している住宅(申請者が登記簿上の所有者であり、かつ、申請者の住民票の住所に存する住宅)が対象となります
- 区分B及び区分C…該当地域に存在する中古住宅で、自ら居住することを目的として所有している、または所有する予定にある住宅。ただし、事前申込時に所有者でなくても、実績報告書提出時までに所有者の移転登記及び住民登録を済ませることができる場合は対象とします
※分譲マンションなどの場合は専有部分のみ、店舗併用住宅の場合は居住部分のみが対象となります。
受付期間
※令和5年度の申請受付は終了しています。最新の募集状況は徳島市のホームページで確認してください。
申請受付期間:令和5年5月8日~令和5年6月2日
追加申請受付期間:令和5年8月1日~11月30日(予算額に達した場合は受付終了)
参考リンク:徳島市住宅リフォーム支援事業補助金/徳島市
徳島県鳴門市
住宅安心リフォーム支援事業
鳴門市では、市内の施工業者を利用して住宅のリフォーム工事を行う方に補助金を提供しています。ただし、所得の制限があるので、申請前に確認が必要です。
対象工事
鳴門市にある住宅において、下記のようなリフォーム工事を行う場合に補助金が受けられます。
- 外壁塗装
- 屋根塗装
- キッチン取り替え
- クロス・床張り替え
- 畳入れ替え
- 浴室・トイレ改修 など
鳴門市内の施工業者が行う工事で、補助金の支給決定後に着手し令和6年3月15までに完了する工事に限ります。
また、以下の工事は対象とならないので注意してください。
- 新築、改築及び増築工事
- 門扉、塀及び造園工事等の外構工事
- 家庭用電化製品、家具、カーテン等の備品購入費及び取付け費
- 地上デジタル放送対応アンテナの設置工事及びケーブルテレビ等の加入費
- 電話、インターネット、ケーブルテレビ等の配線工事
- 工事を伴わない設備等の設置
- 解体工事(補助対象工事を行うために一部を解体する場合を除く)
- 下水道事業計画区域内の浄化槽設置工事
- 下水道接続工事に係る屋外から公共桝までの接続工事
- 市の他の制度による補助を受けようとしている工事
- その他、補助対象工事として認められない工事
助成金額
補助対象経費が税込20万円以上のリフォーム工事に対し、20%(上限20万円)の補助金が受けられます。
対象者・支給条件
以下の要件をすべて満たす方が補助金支給の対象となります。
- 市内に住民登録を行っている方
- 世帯全員の前年度の所得(令和3年1月1日~令和3年12月31日)合計金額が550万円未満の方
- 補助を受ける工事について他の補助金を受けようとしていない方
- 市税の滞納が無い方
- 現に居住している住宅の所有者、又は住宅の所有者と親子関係にある方など
- 過去に本補助金を受けたことがない方(補助金の申請は、同一住宅および同一申請者について1回を限度)
受付期間
※令和5年度の申請受付は終了しています。最新の募集状況は鳴門市のホームページで確認してください。
申請受付期間:令和5年4月3日~ 12月28日まで
参考リンク:住宅安心リフォーム支援事業/鳴門市
徳島県吉野川市
しあわせ住まいづくり支援事業
吉野川市では、市内に住宅を購入してリフォーム工事を行う40歳未満の方に補助金を提供しています。ただし、住宅を購入後、居住する前にリフォーム工事を行う必要があります。必ず事前に吉野川市役 所市長公室に相談してください。
対象工事
以下の要件を満たすリフォーム工事に補助金が受けられます。
- 補助対象住宅を購入し、当該住宅に居住する前に行われるリフォーム工事であること
- リフォーム工事に要する経費が10万円以上であること
- 本市に本社又は本店を有する建設業者又は本市に住所を有する個人事業主が施工するリフォーム工事であること
ただし、以下のような工事は補助金の対象とならないので注意してください。
- 補助対象住宅と別棟の倉庫、車庫等の工事
- 門扉、塀及び造園等の外構工事
- 家庭用電化製品、家具、カーテン等の備品購入及びそれらの取付けに係る工事
- 電話、インターネット、ケーブルテレビ等の配線工事
- 下水道接続に係る工事
- 浄化槽設置工事
- 解体工事
- 他の補助制度を利用する工事で、当該補助制度の対象となる工事
- 前各号に掲げるもののほか市長が適当でないと認める工事
助成金額
住宅を購入してリフォーム工事を行う場合に、補助金を受けられます。また、市外からの転入者は補助金が加算されます。補助金額は以下の通りです。
- 住宅を購入…補助金15万円
- 市外からの転入者…5万円を加算
- リフォーム工事を行った場合…5万円を加算
対象者・支給条件
以下の補助対象者、補助対象住宅のすべての要件を満たす場合に補助金支給の対象となります。
補助対象者
- 補助対象住宅に係る所有権の保存又は移転の登記を行った日において、40歳未満の者又は生計を一にする同居の配偶者が40歳未満の者であること
- 補助対象住宅の所有権を2分の1以上有していること
- 世帯全員が市税その他の公課を滞納していないこと
- 過去にこの補助金、吉野川市に住んでみんで事業補助金又は吉野川市来て観て住んで事業補助金の交付を受けていないこと
補助対象住宅
- 補助対象者が自らの居住のために本市の区域内において新築し、増築し、又は購入したものであること
- 玄関、居室、便所、台所及び風呂(以下「生活機能部分」という。)を備えていること
- 生活機能部分(増築の場合にあっては、当該増築部分における生活機能部分)の延べ床面積が50平方メートル以上であること
- 店舗等との併用住宅の場合にあっては、生活機能部分の延べ床面積が全体の延べ床面積の2分の1以上であること
- 増築の場合にあっては、当該増築部分が既存の住宅部分から独立して生活機能部分を備えていること
ただし、次のいずれかに該当する住宅は対象とならないので注意してください。
- 相続、贈与等により対価を伴わずに取得したもの
- 居住する者自ら又は2親等以内の親族が建築したもの
- 2親等以内の親族から購入したもの
- 公共工事等に伴う移転補償により取得したもの
受付期間
申請受付期間:随時受付(予算額に達し次第、受付を終了)
※リフォーム工事が完了した日から6ヶ月以内に申請する必要があります。
参考リンク:しあわせ住まいづくり支援事業/吉野川市
徳島県の防水工事の施工事例
徳島市 築20年の工場
施工箇所
屋上
施工期間
14日間
耐用年数
15年
施工費用
120万円
阿南市 築25年の一戸建て
施工箇所
屋上
施工期間
10日間
耐用年数
20年
施工費用
110万円
徳島県の防水工事業者(全国防水工事協会加盟店)
有限会社斎藤防水工業
所在地
〒770-0802 徳島県徳島市吉野本町6丁目9番地
サイト
https://saito-wp.co.jp/
営業エリア
四国
防水許可番号
徳島県知事許可(般-01)第1473号
資本金
1,000万円
年間売上高
-
従業員数
-
技能員数
一級防水施工技能士
アスファルト防水(2名)
ウレタン系塗膜防水(4名)
塩化ビニル系シート防水(3名)
合成ゴム系シート防水(4名)
シーリング防水(5名)
会社沿革
昭和40年1月 創業
昭和43年10月 設立
主な施工実績
・徳島県徳島市M様邸塗装・防水工事
・徳島県小松島市S様邸防水工事
・徳島県電気工事業組合様事務所屋根防水修繕工事
・R4営繕 城ノ内高等学校 徳・北田宮1 南教室棟 屋上防水改修工事
・R4ミリカホール屋上防水改修工事
・徳島県徳島市Sマンション屋上防水工事
・鳴門支部選手宿舎新築工事のうち防水工事
・令和4年度徳島刑務所水源地ポンプ小屋屋根防水等改修工事
・R3営繕 県立高等学校総合寄宿舎(三好寮)三・井川 防水改修工事 他
工事保険加入
-
株式会社ナカバリコート
所在地
〒779-2305 徳島県海部郡美波町奥河内字奥潟72
サイト
https://nakabari.com/
営業エリア
徳島県
防水許可番号
徳島県知事許可 第7187号
資本金
2,500万円
年間売上高
-
従業員数
15名
技能員数
-
会社沿革
平成5年8月 創業
平成10年2月 設立
主な施工実績
-
工事保険加入
-
まとめ
徳島県の防水工事について、工事の種類や費用相場、補助金制度などを紹介しました。
防水工事は、建物の寿命や快適性に大きく影響する重要な工事です。しかし、防水工事には様々な種類や方法があり、かかる費用も、工事の規模や内容、業者によって大きく異なります。そのため、防水工事を行う際には、自分の建物の状況やニーズに合った工法や塗料を選び、信頼できる業者に依頼することが必要です。
防水工事を行う際には、補助金制度を利用することで、費用を抑えることができます。徳島県では、既存住宅の省エネ改修工事や断熱防水改修工事などに対して補助金を支給しています。また、自治体や業界団体などによっても、防水工事に関する補助金制度があります。補助金制度は、申請期間や条件などが異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
防水工事は一度行えば長期間持続するものですが、定期的な点検やメンテナンスも必要です。定期的に防水工事を行うことで、建物の価値や耐久性を高めておきましょう。