PayPay銀行住宅ローンの口コミや評判は?メリット・デメリットも解説
PR
住宅ローンの利用を考えている人にとって、気になるのは住宅ローンの口コミや評判です。特に、PayPay銀行をメインバンクとして利用されている方は、同行の住宅ローンの評判が気になるのではないでしょうか。
この記事では、PayPay銀行の住宅ローンについて、利用条件や金利、団信などの詳細を解説します。また、利用者や検討者の口コミや評判も紹介します。PayPay銀行の住宅ローンが自分に合っているかどうか、チェックしてみましょう。
PayPay銀行住宅ローンの利用条件
PayPay銀行住宅ローンの利用条件は以下の通りです。
年齢 | お申込時の年齢が20歳以上65歳未満であり、完済時の年齢が80歳未満であること |
---|---|
収入 | 前年度の年収が200万円以上であること |
勤続年数 | ※勤続年数に関する明確な基準は公表されていない |
借入金額 | 500万円以上2億円以下(10万円単位) |
物件の価値 | 購入または建築する物件が、担保評価に適合することが必要。具体的な評価基準は個別に審査される |
その他に利用者には下記のような条件があります。
- PayPay銀行の普通預金口座をお持ちの方(契約時までに口座開設が必要)
- 日本国籍を有する方、または日本の永住許可を受けている外国籍の方
- PayPay銀行指定の団体信用生命保険にご加入いただける方
これらの条件を満たしていても、審査の結果、ご希望に添えない場合があります。
また、個人事業主や自営業の方は、原則として「個人事業主・法人経営者向け住宅ローン」となります。利用条件が異なることにご注意ください。
詳細や最新の情報については、PayPay銀行の公式ウェブサイトをご確認いただくか、直接お問い合わせください。
PayPay銀行の口座開設条件
PayPay銀行の住宅ローンをご利用いただくためには、借入までに同銀行の普通預金口座を開設する必要があります。もちろんPayPay銀行の口座を所有していなくても、PayPay銀行住宅ローンへの申し込みは可能です。しかし、住宅ローン契約までに必ずPayPay銀行の普通預金口座が必要になるため、早めに口座開設手続きを行いましょう。
口座開設の条件は以下のとおりです。
- 年齢要件:満15歳以上の方。未成年の方でも、親権者の同意なく口座開設が可能です
- 居住要件:日本国内に居住していること
- 身分証明:本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証のいずれか1点)が必要
- 接続機器:サービスを利用可能なスマートフォンを持っていること
満15歳以上で日本国内に住んでおり、マイナンバーカードを持っていること。そしてスマホを用意できる方なら、誰でも自分名義の銀行口座を開設できます。
この中で特にポイントなのが、スマートフォンが事実上、必須となっていることです。
PayPay銀行口座開設にはスマホが必須
PayPay銀行で口座を開設するには、スマートフォンが必須になります。PayPay銀行はネット専用銀行のため、個人向けサービスはすべてスマートフォンで利用することが想定されています。
そのため、そもそも利用可能なスマートフォンを持っていない方の場合、口座開設の申し込みすらお断りされてしまいます。
スマホ申し込み後の必要書類の提出は郵送でも可能ですが、こちらも条件が多くなり、時間も掛かります。この点をご注意下さい。
PayPay銀行の口座開設手順
PayPay銀行の公式ウェブサイトから、口座開設の申し込みが可能です。オンライン申込のみとなります。
このうち、アプリで口座を開設する場合の手順は以下の通りです。
【最短当日】マイナンバーカードの読み取りとアプリで口座を開設する場合
- 公式サイトでメールアドレスを登録します
- 登録したメールアドレス充てに送られてくる認証メール記載のURLから手続き開始
- PayPay銀行アプリをダウンロードのうえ、アプリでマイナンバーカードの読み取り
- Webで個人情報を入力
- トークンアプリをダウンロードして、初期設定を完了させる
- 初期設定後すぐにPayPay銀行の各種サービスが利用可能になります
【最短当日】本人確認資料と顔の撮影で口座を開設する場合
- 公式サイトでメールアドレスを登録します
- 登録したメールアドレス充てに送られてくる認証メール記載のURLから手続き開始
- Webで個人情報を入力。本人確認方法の選択で[本人確認資料撮影と自撮り]を選択する
- 撮影する本人確認資料を選択して撮影
- 顔写真の撮影で[撮影をはじめる]を選択
- トークンアプリをダウンロードして、初期設定を完了させる
- 初期設定後すぐにPayPay銀行の各種サービスが利用可能になります
提出された情報と書類を基に、PayPay銀行が審査を行います。最短で当日中に口座番号が通知され、利用可能になります。
口座開設申込時に顔写真を撮影、またはマイナンバーカードを読み取って手続きすることで、キャッシュカードが手元に届く前に取引可能になるのです。
なお、取引開始の前にトークンアプリの登録、初期設定が必要です。
PayPay銀行の口座開設をする際に必要な書類
PayPay銀行の口座開設申し込みで必要になる書類は、マイナンバーカードもしくは、運転免許証です。
もしもスマートフォン撮影に対応する本人確認書類を持っていない場合には、印鑑証明書(原本)や住民票の写し(原本)など他の本人確認資料を郵送で提出することで申し込むことも可能です。ただしその場合、口座開設まで約2週間ほどかかります。
また郵送で提出の場合、一部を除き、本人確認資料を2種類用意する必要があります。日本国籍をお持ちの方とそれ以外の方で必要な書類が変わってくるため、詳しくは公式サイトをご覧ください。
PayPay銀行の住宅ローン申し込みの流れ
PayPay銀行の住宅ローンは、申し込みから契約までの手続きがオンラインで完結するため、忙しい方にも適しています。以下に、一般的な申し込み手順を解説いたします。
- 「住宅ローン申込ナビ」の登録から「事前審査申込」
- 当日~2営業日後に登録したメールアドレス充てに「事前審査完了通知(メール)」が来るので確認
- 審査通過していた場合、「住宅ローン三井住友銀行の住宅ローンのメリット、特徴について教えて下さい。特に、金利と総返済額を詳しく教えて下さい。またその他のサービス特典があれば教えて下さい。三井住友銀行の住宅ローンの口コミ・評判については代表的な意見が知りたいです。申込ナビ」から「本審査申込」を行います
- 本審査入力完了後、保険会社より連絡が来るので「カーディフ団信オンライン」より「団体信用生命保険申込」を行います
- アップロードまたは郵送で必要書類を提出します。これで本審査が開始されます
- 書類提出から、3~10営業日後に「本審査完了通知(メール)」が来るので審査結果を確認
- 審査通過していた場合、お借入日の8営業日前までに契約手続前の準備を行います
- PayPay銀行の口座をお持ちでない方は、このあと契約するまでに口座開設を行います
- 「住宅ローン申込ナビ」で契約手続に必要な契約書の作成を依頼します
- 不動産会社へ連絡し、借入日の調整を行います
- お借入日の5営業日前までに、振込先登録・金銭消費貸借契約手続き、司法書士面談を行います
- お借入日当日、融資が実行されます。その後、司法書士が法務局へ登記申請を行います
PayPay銀行住宅ローンの特徴と金利プランを解説。メリット・デメリットも(2024/12最新版) | モゲチェック https://mogecheck.jp/articles/show/6KmlbLAz4lemEZeoOwGj
PayPay銀行住宅ローンの特徴
PayPay銀行住宅ローンの主な特徴は以下の通りです。
- 低金利で定評有り!変動金利が特に魅力!
- ペアローンでは「ペア連生団信」が魅力的!
- ネット銀行ならではのオンライン完結の手軽さ!
- 仮審査は最短即日!審査スピードも魅力!
それぞれ詳しく解説します。
低金利で定評有り!変動金利が特に魅力!
PayPay銀行住宅ローンは、業界内でもトップクラスの低金利を提供しています。例えば、変動金利型では業界でも1,2位を競う非常に低い水準が適用される場合があります。
利用者としては、低金利によって毎月の返済額を抑えられ、総返済額を大幅に削減できるのが大きなメリットです。特に、自己資金を多く用意できる場合には、さらに金利が優遇されるケースがあり、コストを重視する方には非常に有利な選択肢です。
ペアローンでは「ペア連生団信」が魅力的!
住宅ローンで一般的に言う「ペア連生(ペア連生団信)」とは、夫婦で住宅ローンを共同契約し、どちらか一方に万一のことがあった場合に、残高全額が保障される団信です。片方だけでなく、それぞれの住宅ローン残高が0円になります。
利用者の立場では、夫婦でペアローンを組むことで借入可能額を増やし、理想の物件を購入しやすくなります。また、ペア連生の保障により、万一の場合にも残された配偶者の経済的負担を大きく軽減できます。ただし、通常の団信に比べて金利が0.18%程度上乗せされるため、必要性をよく検討する必要があります。
またペア相手に万一のことがあった場合に、片方の住宅ローン残高のみが0円になる「超サポ団信」も用意されています。
ネット銀行ならではのオンライン完結の手軽さ!
PayPay銀行はネット銀行のため、PayPay銀行住宅ローンでは、申し込みから契約までの手続きが完全にオンラインで完結します。書類提出はスマホで撮影してアップロードするだけなので、忙しい方でも手間をかけずに進められます。
また、電子契約を採用しているため、契約時の印紙税が不要になる点も利用者にとって大きなメリットです。諸費用が抑えられるため、初期コストを削減したい方に適しています。
仮審査は最短即日!審査スピードも魅力!
PayPay銀行は審査スピードが早いのも特徴です。仮審査の結果が最短即日で出るため、急ぎで住宅購入を検討している方にとっては非常に便利です。審査スピードが早いことで、競争が激しい物件購入の際にもスムーズに契約を進めることができます。
利用者の立場では、「早く結果を知りたい」という不安やストレスを軽減し、迅速な決断をサポートしてくれる点が評価されています。
PayPay銀行住宅ローンの概要
PayPay銀行住宅ローンの概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
借入金額 | 500万円以上2億円以下(10万円単位) ※PayPay銀行所定の審査に基づき決定する金額をお借入金額の上限とします。 |
借入期間 | 1年以上35年以内(1ヶ月単位) ※中古物件は、一部制限があります。 ※お借り換えの場合、原則、現在のお借り入れの残存期間を上限とします。(ただし最長35年まで) |
金利タイプ | 変動金利型/固定金利型 |
事務手数料 | お借入時、お借入金額に対して2.20%(消費税含む)の事務手数料がかかります。 ※消費税はお借入日時点の税率が適用されます。 |
団信 | 指定保険会社の団体信用生命保険に必ず加入 |
PayPay銀行の住宅ローン金利
PayPay銀行の住宅ローン金利を紹介します。新規借入の場合の変動金利型の金利は以下の通りです。
金利タイプ | 基準金利 | 融資利率 |
---|---|---|
変動金利型(全期間引下型) | 年 2.430% | 年 0.420% |
※2024年12月時点のキャンペーン金利
次に、固定金利型で借入総額が物件価格の90%以下の場合の固定金利は以下の通りです。
固定期間 | 基準金利 | 借入金利 |
---|---|---|
固定2年 | 年 2.960% | 年 0.995% |
固定3年 | 年 3.070% | 年 1.105% |
固定5年 | 年 3.130% | 年 1.165% |
固定10年 | 年 3.170% | 年 1.205% |
固定15年 | 年 3.750% | 年 1.785% |
固定20年 | 年 3.980% | 年 2.015% |
固定30年 | 年 4.110% | 年 2.145% |
固定35年 | 年 4.170% | 年 2.205% |
※2024年12月時点の金利
※固定金利特約期間経過後は、店頭金利より▲年2.0%となる
※金利プラン適用による引き下げ幅は、申込内容や審査結果などにより決定
PayPay銀行住宅ローンの団信の解説
PayPay銀行の住宅ローンでは、利用者のニーズに応じて以下の2種類の団体信用生命保険(団信)を提供しています。
1. 超サポ団信(基本型)
「超サポ団信」は、PayPay銀行が提供する基本的な団体信用生命保険(団信)プランで、契約者本人が死亡、または高度障害状態となった場合に、住宅ローン残高がゼロになる保障です。主な特徴は下記になります。
- 適用範囲: 契約者本人のみ保障対象。
- 金利上乗せ: 無料(基本型団信は金利上乗せなしで付帯)。
- 保障内容: 死亡・高度障害のみをカバーし、他の疾病や災害に対する追加保障はありません。
「超サポ団信」は、以下の保障内容を含む手厚い団信プランです。
- 死亡・高度障害保障:被保険者が死亡または所定の高度障害状態になった場合、住宅ローン残高が全額保障されます。
- 全疾病保障:すべての病気やケガによる入院で所定の就業不能状態が一定期間継続した場合、ローン残高が保障されます。
- がん保障:がんと診断された場合、ローン残高が全額または50%保障されます。
- 自然災害保障:地震や台風などの自然災害による居住不能時に保障が適用されます。
- 失業保障:失業時に一定期間の返済額が保障されます。
「超サポ団信」は単独で住宅ローンを組む方のための団信
基本的には単独契約で住宅ローンを組む方のための団信です。基本的な死亡・高度障害保障だけで十分と考える場合におすすめです。
2. ペア連生団信=超サポ団信(ペア型)
「ペア連生団信(ペア型)」は、夫婦で住宅ローンを共同契約するペアローンにおける特別な団信プランです。夫婦のいずれか一方が死亡、または高度障害状態になった場合でも、ローン残高全額がゼロになる保障が提供されます。
なおこの団信は、ペアローン利用者双方が同じ保障内容で加入する必要があります。
- 適用範囲: 契約した夫婦両方を保障対象とする。
- 金利上乗せ: 年+0.18%の金利上乗せが必要。
- 保障内容: 配偶者のどちらか一方に保障対象の事由が発生した場合に、ローン残高が全額保障される。
- ペアローンの条件: 夫婦それぞれがローン契約を締結し、各自が団信に加入することが必要。
「ペア連生団信」は、ペアローンを利用する際に適用される特別な団信で、以下の特徴があります。
- 連生保障:夫婦などペアのどちらか一方が死亡または所定の高度障害状態になった場合、双方の住宅ローン残高が全額保障されます。
- 重度がん特約:重度のがんと診断された場合にも、双方のローン残高が全額保障されます。
- 全疾病保障:すべての病気やケガによる入院で所定の就業不能状態が一定期間継続した場合、双方のローン残高が全額保障されます。
「ペア連生団信」は夫婦で住宅ローンを組む方のための団信
「ペア連生団信」は基本的には夫婦で収入を合算し、ペアローンを利用する方のための団信です。配偶者のどちらか一方に万が一のことがあった場合に、経済的な負担を軽減したい方におすすめです。
「超サポ団信(基本型)」と「ペア連生団信=超サポ団信(ペア型)」の違いは下記の通りです。
特徴 | 超サポ団信(基本型) | ペア連生団信=超サポ団信(ペア型) |
---|---|---|
対象者 | 契約者本人のみ | 夫婦のどちらか(ペアローン利用時) |
金利上乗せ | なし | +0.18% |
保障範囲 | 死亡・高度障害 | 夫婦いずれかの死亡・高度障害 |
ローン形態 | 単独ローン | ペアローン |
超サポ団信(基本型)は単独契約者向けで、死亡や高度障害に備える基本的な保障を提供します。
ペア連生団信(ペア型)はペアローン契約者向けで、夫婦のどちらかに万一のことがあった場合に備えた保障を提供しますが、金利上乗せがあります。
これらの団信プランは、利用者の家族構成やライフスタイルに応じて選択することが重要です。詳細や最新の情報については、PayPay銀行の公式ウェブサイトをご確認ください。
PayPay銀行住宅ローンのメリット
PayPay銀行住宅ローンのメリットをあらためて簡潔に紹介します。
業界トップクラスの低金利
PayPay銀行は、業界内でも特に低い金利を提供しています。これは、店舗を持たないオンライン専業銀行としてのコスト削減を反映しており、借入者にとって大きな利点です。低金利は月々の返済額を抑え、結果的に総返済額を減少させます。
また長期間の金利変動リスクを回避したい方向けに、固定金利型も提供しています。ただし、変動金利型よりは高めの設定となります。
各種手数料の低さ
PayPay銀行は一部繰り上げ返済がインターネットバンキングを通じて無料で行える点が特徴です。これにより、返済期間を短縮したり、利息負担を軽減することが可能です。
また電子契約を採用しているため、通常の住宅ローン契約で必要となる印紙税がかかりません。契約時の諸費用を削減でき、初期費用の負担を軽減できます。
充実した団信(団体信用生命保険)
基本団信の無料付帯もメリットの1つです。住宅ローン契約者が死亡または高度障害となった場合、ローン残高が全額免除される基本団信が金利上乗せなしで付帯されます。
また多彩なオプション団信も用意されています。がん保障、全疾病保障、自然災害保障など、ニーズに応じた追加保障が選択可能です。一部オプションは金利上乗せ(例:がん50%保障団信+0.1%、全疾病保障+0.2%)が必要ですが、リスクに応じてカスタマイズできます。
来店不要!オンライン完結型の利便性
スマホが口座開設で必須なように、スマホ1台で手続きが完了するのもメリットです。申し込み、書類提出、契約まで、すべてオンラインで完結します。書類はスマホで撮影してアップロードするだけの簡単な手続きで、郵送や来店が不要です。
24時間いつでも手続きができるため、忙しい方や平日の日中に時間が取れない方にも便利です。
ペアローンやペア連生団信に対応
ペアローンのメリットは大きいです。夫婦でそれぞれローン契約を行うことで収入を合算し、借入可能額を増やすことが可能です。これにより、より高額な物件を購入しやすくなります。
またペア連生団信の保障も魅力となっています。夫婦どちらかが死亡または高度障害となった場合、ローン残高が全額免除される「ペア連生団信」を選択できます(年+0.18%の金利上乗せが必要)。この保障により、配偶者に対する経済的なリスクを軽減できます。
審査スピードの速さ
仮審査の結果が最短即日で通知されるため、急いで住宅購入を進めたい場合に対応可能です。審査が早いため、競争が激しい物件の購入でもスムーズに進められます。
必要書類のアップロードから審査結果の通知まで、すべてオンラインで完了します。スピーディーな対応も魅力です。
諸費用が安く初期費用を抑えられる
繰り上げ返済手数料無料や印紙税が不要な点などにより、他行と比較して契約時の費用を抑えることができます。
またキャンペーンや特典も実施されており、一部期間限定で金利優遇キャンペーンが実施されています。この場合、さらにお得に利用可能です。
新規だけでなく借り換えにも対応
借り換えによる利息軽減効果を図ることも出来ます。既存の住宅ローンからPayPay銀行の低金利ローンへ借り換えることで、毎月の返済額や総返済額を削減できます。
また借り換えにおける手続きの簡便さも魅力です。書類提出や契約手続きがオンラインで完結するため、借り換えもスムーズに進められます。
PayPay銀行住宅ローンのデメリット
ここでは、PayPay銀行住宅ローンのデメリットを紹介します。
個人事業主は利用できない!別の専用ローンあり
PayPay銀行住宅ローンは個人事業主や会社役員、法人経営者は利用できません。別途、個人事業主・法人経営者向け住宅ローンを利用する必要があります。
これはPayPay銀行住宅ローンが、その利用条件として「安定した給与収入がある会社員や公務員」などを対象としているからです。そのため、個人事業主や会社役員は申し込むことができません。
その結果、「新規お借り入れ(全期間引下型)」も、「お借り換え(全期間引下型)」の場合でも、年率にして0.4%ほど高い金利になってしまいます。これは基準金利からの引き下げ幅が小さくなることが原因です。
利用者としては、自分が利用条件に合致しているか事前に確認することが重要です。この条件に該当しない場合には、他行の住宅ローンを検討する必要があります。ペア連生団信なども利用できないため、個人事業主の方はご注意下さい。
つなぎ融資は非対応!住宅のみが対象!
PayPay銀行ではつなぎ融資を提供していません。つなぎ融資は土地の購入から建物建築の最終金の支払いまで一時的に借り入れる融資ですが、土地の購入では融資を受けることが出来ないため、選択肢から外れます。
土地代金や中間金・着工金などの先行融資や分割融資にも対応していません。特に注文住宅を購入する場合には注意が必要です。
長期固定金利の競争力は低い
PayPay銀行住宅ローンでは、変動金利や短期固定金利は低水準で提供されています。しかし一方で20年以上の長期固定金利に関しては、他行と比較して必ずしも有利とは言えない場合があります。長期的な金利の安定を求める方は、他の金融機関の金利とも比較検討することがおすすめです。
サービス利用時には金利上乗せが必要
PayPay銀行住宅ローンでは基本の団体信用生命保険(団信)は無料で付帯されています。しかし、がん保障や全疾病保障などのオプションを追加する場合、金利の上乗せが必要となります。
例えば、がん100%保障団信を選択すると、金利が0.2%上乗せされます。これにより、総返済額が増加する点に注意が必要です。
利用者・検討者の口コミや評判
PayPay銀行住宅ローンの実際の利用者からは、「金利が安く、手続きもスムーズだった」との好意的な意見が多い一方で、「事務手数料が思ったよりも高く感じた」「対面でのサポートがなく、不安だった」との声もあります。ここでは、利用者や検討者の口コミや評判を紹介します。
低金利への絶賛口コミが多い
PayPay銀行の住宅ローンは、新規でも借り換えでも低金利で多くの利用者から高い評価を受けています。「借り換えを利用したけれど、金利が安くなったのでとにかく満足」といったものから、「ほぼゼロ金利に近い水準で借りることができた」という体験談まで、とにかくPayPay銀行住宅ローンでは金利の低さを絶賛する口コミが多く見られます。
ネット完結の利便性も評価が高い
「すべての手続きがネットで完結するので便利」「24時間のオンライン手続きは平日になかなか休みが取れない人にはありがたい」「アプリもサイトもとても使いやすい。」 など、インターネットバンキングのメリットを評価する向きも多いです。
特に平日に1日潰されてしまうと厳しいという方からは、オンライン手続きの利便性が評価されていました。
団体信用生命保険(団信)の充実
PayPay銀行は銀行で初めてペアローンで連生団信を始めました。この点を評価する人も多く、「ペア相手に万一のことがあった場合も安心」「そこまで上乗せ費用も高くない。妥当なライン」などの口コミが見られました。
また「がん団信にも無料で入れたのでメリットを感じた」という声もありました。 PayPay銀行の「超サポ団信」は総じて評価が高いです。
自営業者が割高になるので避けられている
一方でネガティブな評価があるのが、自営業者が利用できない点です。自営業者や会社経営者の方は、総じて割高な金利になってしまいます。そのため、「そもそも選択肢に入れていない」「他行と比較して勝てない」などの声が聞こえました。
高額物件を対面なしで購入する不安
従来型の店舗が無く、ネットでしかやりとりはできません。「やり取りが基本的にメールのみなので不安」「利用するのに当たり、デメリットをきちんと説明されてない感じがする」「高額商品を購入するのにこんなやり方は初めて」など、オンライン手続きに対する不安感を口コミで表明する方も居ました。
これらの口コミから、PayPay銀行の住宅ローンは低金利とオンライン手続きの手軽さで高い評価を受けている一方、対面サポートの不足やコミュニケーション面での課題が指摘されています。利用を検討する際は、これらの点を考慮し、自身のニーズに合致しているかを確認することが重要です。
PayPay銀行住宅ローンのまとめ
PayPay銀行では月々の返済負担や総返済額を抑えられます。申し込みから契約までのすべての手続きがオンラインで完結。書類提出もスマホで簡単に行えるため、来店不要です。
PayPay銀行住宅ローンはこんな方に最適
PayPay銀行住宅ローンは以下に該当する方におすすめです。
- 購入する物件が高額で、少しでも総返済額を抑えたい方
- 他行からの借り換えで金利を下げ、利息負担を軽減したい方
- 夫婦共働きで収入を合わせて借入額を増やし、理想の物件を購入したい方
- 万一のリスクを軽減するため、夫婦ともに保障を受けたい方
- 家族を残した場合の経済的負担を減らすため、手厚い保障を希望する方
- オンライン手続きの利便性を取れる方
- 平日に仕事が忙しく、銀行窓口に行く時間が取れない方
- 地方在住で、大都市の銀行まで足を運ぶのが難しい方
- スピーディーかつ柔軟な審査を求める人
総じてPayPay銀行住宅ローンは、低金利、利便性、柔軟な保障内容を求める方に適しています。
PayPay銀行住宅ローンが向かない方
一方でPayPay銀行ではつなぎ融資が非対応である点や、長期の固定金利がやや高めである点には注意が必要です。利用者のライフスタイルやリスク許容度に応じて、最適なプランを選ぶことが重要になります。
- 対面での手続きやサポートが無ければ不安な方
- 個人事業主や会社役員、自営業者でより安く借り入れたい方
- 土地先行融資や、つなぎ融資を利用したい方
- 長期借入で住宅購入を考えている方
PayPay銀行住宅ローンは、低金利や利便性、保障内容を重視する方にとって非常に魅力的な商品です。特に短期や変動金利での住宅ローンの利用を考えている方は、利用を検討してみてください。